【セパン】 クウェート航空が、7年ぶりにクアラルンプール (KL)路線を再開。3日午前11時40分に「KU409」便(ボーイング「777ー300ER」機、乗客約300人)が、クアラルンプール新国際空港(KLIA)に着陸した。

クウェート航空のマレーシア総代理店であるATSグローバル・トラベル・アンド・チャーター社のA.アジス・アハマド会長は、当面は週2回運行し、11月から週3回に増便するとし、今後さらに増便する可能性があると言明。クウェート国際空港は国際的なハブであるとして、クウェート経由でロンドンやミュンヘンなど世界各地に移動することができると述べた。また、サラワク州政府と協力し、クチン国際空港をイスラム教徒の小巡礼(ウムラ)のハブとする計画もあるとし、将来的にはクウェート航空もクチン国際空港から運航する予定だとした。

クウェート航空は乗客減少により2015年にKL線への運航を停止。2018年に再開を計画していたが、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大に伴い再開を延期していた。東南アジアではKLIA以外にタイ・バンコク、インドネシア・ジャカルタに乗り入れている。
(ザ・スター、10月4日、ベルナマ通信、ザ・スター電子版、10月3日)