【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 福山通運(本社・広島県福山市)は、マレーシア子会社のE.H.ウタラ・ホールディングスが21日にセランゴール州シャアラムで新倉庫の起工式を行ったと発表した。

声明によると、投資額は15億円。建設地はスバン工業団地内で、地上2階建て鉄骨造、敷地面積1万5,532平方メートル、延床面積1万6,190平方メートルとなっている。2024年1月の完成を予定している。

福山通運は、新倉庫の立地がマレーシア国内最大規模となるポートクランおよび首都クアラルンプールへのアクセスに優れ、物流拠点として需要の高い地区にあると強調。今後、東南アジア地域でのネットワークを更に強化するとともに、多様化する顧客ニーズに対応するためよりきめ細やかな物流サービスを提供していくとしている。