【奈良】 日本貿易振興機構(ジェトロ)奈良事務所は、奈良の食品生産者とマレーシアのバイヤーとの間のビジネス関係を構築することを目的とする「奈良フードフェア」を来年2月までにクアラルンプールで開催する。奈良県産品の販路開拓を図るとともに、奈良の食文化の魅力を紹介し、マレーシアでの顧客を増やすことを目指す。
奈良市の仲川げん市長は、日本茶、麺、酒、墨、紙などは千年以上前にシルクロード経由で中国から奈良に伝わったとし、日本文化発祥の地である古都・奈良の食文化や郷土料理をマレーシアを含む海外市場に紹介したいと述べた。アジアにおけるマレーシアの経済的存在感は高まっており、また日本企業がマレーシアの社会的課題の解決や生活水準の向上に貢献できるとし、双方にとってメリットを生む関係を作ることが重要だと述べた。
奈良県桜井市の大手素麺メーカー池利は、1200年以上の歴史を持つ三輪素麺を海外に広めるビジネスチャンスを求めている。また、生駒郡斑鳩町で1900年から醤油を製造しているニシキ醤油では、様々な醤油をマレーシア市場に紹介し、代理店やビジネスパートナーの候補を探す予定。奈良市の人気かき氷店「ほうせき箱」は、伝統的な食文化に基づく新たな奈良名物をマレーシアに紹介したいと述べた。
(ザ・サン、4月10日、ベルナマ通信、4月9日)