【クアラルンプール =マレーシアBIZナビ】 統計局が発表した2023年の地区別人口動態調査によると、最も人口が多かったのはセランゴール州ペタリンで、230万人だった。

2位はジョホール州ジョホールバル(180万人)、3位がセランゴール州ウル・ランガット(150万人)となった。

人口の増加率が最も高かったのは、サバ州カラバカンで、13.4%増加した。2番目と3番目も同じくサバ州で、センポルナが11.7%、クナクが11.5%それぞれ増加した。

民族別では、ブミプトラ(マレー人と先住民の総称)が最も多いのはトレンガヌ州セティウで、比率は99.7%となった。華人系はペナン州のティムル・ラウの比率が68.9%でトップとなり、インド系はペラ州バガン・ダトゥクが23.2%で1位となった。

年代別では、0ー14歳が最も多いのはクランタン州ケチル・ロジン(比率35.3%)、15ー64歳が最も多いのはサラワク州セバウ(同80.2%)だった。また、60歳以上が最も多いのはサラワク州ルボク・アントゥ(同20.6%)で、65歳以上も同じくルボク・アントゥ(同14.4%)がトップとなった。