【クアラルンプール】 建設・不動産開発のIJMコープは、ペナン大橋の近接地でペナン・ウォーターフロント・コンベンション・センター(PWCC)の建設を開始した。開発額は45億リンギ。

総床面積は33万平方フィートで、19の会議スペースおよび2,900台分の駐車場を有し、国際会議、インセンティブ、カンファレンス、展示会(MICE)の様々なイベントに対応する。近隣に軽便鉄道(LRT)駅も建設される予定。2025年第2四半期の完成を目指す。

PWCCの上棟式に参加したペナン州のチョウ・コンヨウ首相は、PWCCは州の「MICEの主要開催地となる」という目標達成に貢献すると述べた。

PWCCは、IJMが不動産・ヘルスケア事業に携わるシンガポール企業ペレニアル・ホールディングスと共同で開発を進めている、ペナン島東海岸の複合開発プロジェクト「ライト・シティ」(410万平方フィート)の一部となっている。ライト・シティ第1期ではPWCCに加え、ショッピングモール「ウォーターフロント・ショップス」(総面積100万平方フィート)、住宅、ホテル、オフィスを建設する。第2期では、ショッピングモールのスペース増設(50万平方フィート)や住宅などの開発を行う計画だ。
(ザ・バイブス、1月25日、エッジ、1月24日、ベルナマ通信、1月23日)