【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本畜産物輸出促進協会(J-LEC)は30日、マレーシアの飲食店、輸入・卸売・小売業者などを対象に、クアラルンプール(KL)市内のホテルで日本産和牛に関するセミナーを開催した。

同協会がマレーシアで和牛セミナーを開催するのは、前身の日本畜産物輸出促進協議会時代の2018年3月に続いて2度目。マレーシアの日本産和牛輸入業者、小売業者、日本産和牛を使った料理を出している高級レストラン・シェフなど110人余りが参加した。

冒頭で中央畜産会の迫田潔 常務理事が、脂肪の口溶けの良さ、「和牛香」と呼ばれる独特の香りなど日本産和牛の特徴について説明。また血統証明や厳格な格付システム、QRコードを使った和牛のトレーサビリティシステムなど日本産和牛のブランド維持のための仕組みについて解説した。

続くカッティング講習では、今回はヒレやロースといった馴染みのある部位以外の理解促進を狙って、海外ではまだあまり認識されていないもも肉に焦点を当て、食肉商社スターゼンの萩原徹久講師が、「芯玉(シンタマ)」と呼ばれる内モモと外モモの間にある希少部位のカッティング方法を披露。シンタマから切り分けた▽トモサンカク▽カメノコ▽マルカワ▽シンシン――の4つの部位について、適した調理法も含めて解説し、参加者に試食が提供された。

最後に、今回のイベントに合わせて来馬した日本側の生産者や流通業者と参加者の交流会が行われた。