On 2026年5月19日2026年5月19日 by asiainfo Posted in 経済 【クアラルンプール】 政府系パーム油大手のFGVホールディングス子会社で、乳製品のFGVデイリー・ファームがネグリ・センビラン州リンギにおける業務を停止した。消息筋によると、FGVデイリーに1,870万リンギの貸付残高がある政府系アグロバンクがリンギ資産を競売にかけた。 FGVホールディングスは20年にレッドアグリ・ファームの株式60%を取得しリンギ酪農場を取得した。消息筋によれば、経営権取得後、FGVデイリーは300頭の乳牛を仕入れたが、経験不足から3分の1を病気で失い、コールドチェーン管理でも困難にあった。 FGVホールディングスによる買収前から同牧場は赤字だった。専門家によると、酪農は規模が重要で、300頭では営利事業として成り立たないという。FGVグループはほかにも乳牛飼育を計画したが、実現しなかった。牛乳、乳製品の輸入依存を減らし、食糧安保を強化したいとの国の思惑が背景にある。 (エッジ、5月18日)