スギ薬局の期間限定ストア、伊勢丹KLCC店にオープン

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ヘルスケアのアルプロ・ファーマシーは10月28日、伊勢丹KLCC店で、スギ薬局の期間限定ポップアップストア「スギ・スギ・パワード・バイ伊勢丹」をオープンした。

30以上の日本ブランドの、スキンヘア、ヘアケア、ヘルシー食品、キッチン家電、コスメ、ベビー用品、雑貨、パーソナルケア商品を取り扱う。KLCC店での営業は11月9日まで。

アルプロは、伊勢丹のロット10店(11月15日ー28日)、ガーデンズ・モール店(12月9日ー2023年3月31日)でも期間限定ポップストアを順次オープンし、自社ECサイト上でもスギ薬局商品を販売する。

ポップストアのオープンを記念し、12月31日までに100リンギ以上購入で伊勢丹の商品券や日本への往復航空券など、最大8,000リンギ相当の賞品が抽選で当たるキャンペーンを実施する。

スギ薬局を運営するスギホールディングス(本社・愛知県大府市)は7月、アルプロとの提携を発表。アルプロがマレーシアでのスギ薬局商品の独占販売権を取得している。

加賀電子がペナンで新工場を建設、本格稼働を開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 加賀電子(本社・東京都千代田区)は10月31日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域における電子機器受託製造サービス(EMS)事業の生産能力増強のため、ペナン州ペライに新工場を建設し、10月より本格稼働を開始したと発表した。

新工場の延べ床面積は1万1,150平方メートル。投資額は5年間でおよそ10億円で、土地と建物はレンタルとなる。各種電源製品および衛生機器、産業機器、民生機器向け基板実装を生産する。従業員数は900人。

同社は、成長ドライバーの中核にEMS事業を位置付け、国内外で生産拠点の拡充を進め、現在は日本を含め10カ国の21カ所に生産工場を構える。2000年には、ペナン州で現地法人「加賀コンポーネンツ(マレーシア)」を設立し、電源製品や衛生機器、電動工具、民生機器向け電装基板の生産を行ってきた。新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大に伴い、問題となっていた半導体不足や国際物流網の混乱は解消に向かい、顧客からの需要や引き合いは急回復していることから、これを契機に、老朽化した工場建屋・設備を一新、生産品質・生産効率の一層の向上を図り、旺盛な需要に対応出来る体制を整えることとした。新工場は現工場と同じ工業団地内にあり、直線距離で約3.5キロメートルで、移転費用を抑えられるほか人材流出も抑制できるなど、コスト面、人材面において最適な立地にある。

加賀電子は、今回の生産能力増強は、既存顧客からの受注増に加え、ASEAN地域での分散生産のニーズや現地ローカル企業からの新規案件の受注も視野に、操業開始後5年内に売上高100億円を目指していく方針だ。

新型コロナの感染者数は2913人、4日ぶりに3千人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省の総合情報提供サイト「KKMNOW」によると、1日の新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の新規感染者数は2,913人となり、累計感染者数は490万2,964人となった。
新たに2,833人が回復し、累計治癒者は483万5,053人。死者数は9人で、累計は3万6,475人となった。アクティブ感染者は、前日から71人増の3万1,436人。うち95.3%が自宅、4.5%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は76.2%、ICU病床の使用率は62.9%、人工呼吸器の使用率は34.2%となった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,751万8,966人となり、接種率は84.3%。1回目のブースター接種完了者は1,625万1,130人で、接種率は49.8%、2回目が52万594人となり、1.6%だった。

ドンキホーテ3号店、11月1日にサンウェイピラミッドで開業

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は10月28日、現地法人のパン・パシフィック・リテールマネジメント(マレーシア)が、11月1日にマレーシア3号店となる「JONETZ by DON DON DONKIサンウェイピラミッド」をオープンすると発表した。

今回オープンする3号店には、ドンキの寿司店「鮮選寿司」とコメ専門店「冨田精米」を併設する。2021年に香港でオープンした「鮮選寿司」は、高い支持を集め、現在香港で4店舗、タイで1店舗を展開。精米したての新鮮な日本米「こしひかり」に、オリジナルブレンド赤酢を合わせたすし飯と、世界中から仕入れた鮮度の高いネタを組み合わせる。冨田精米では、店内で精米した「あきたこまち」や「はえぬき」を取りそろえ、新潟県産の「こしひかり」を使ったおにぎりも販売する。

入口には「和牛串ステーション」を設け、マレーシアで人気の和牛串を販売する。ハラル(イスラムの戒律に則った)認証を受けたA5和牛を使用した和牛串は、手軽に高級和牛が食べられると好評を受けているヒットメニューだという。デザートや冷凍食品も豊富に取りそろえ、利便性の高い店舗を目指す。営業時間は午前10時から深夜12時。

バティックエア、KLー成田線を12月15日に就航

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 航空会社バティック・エア(旧称・マリンド・エア)は、12月15日よりクアラルンプール新国際空港(KLIA)ー成田線を就航すると発表した。

同社は今後、札幌や大阪などへの乗り入れも計画している。

ムシャフィズ・ムスタファ・バクリ最高経営責任者(CEO)は、人気のある北アジア市場に事業を拡大を進めていると説明。成田線を開始することで、KLIAをトランジットのハブとして強化できるとし、日本、豪州、南アジア、東南アジア諸国連合(ASEAN)間でシームレスな接続を提供するとした。

KLIAー成田線は1日1往復の運航となる。運航スケジュールは、「OD680」便がKLIAを午後0時30分に出発し、成田に午後8時50分に着く。「OD681」便は午後10時に成田を出発して、翌日午前4時30分にKLIAに到着する。機材はボーイング「737-8」型機を予定しており、ビジネスが12席、エコノミーが150席となる。
就航を記念してエコノミー席のチケットを1,599リンギ、ビジネスを4,959リンギで販売している。

西村経産相、マレーシアに液化天然ガスの安定供給を要請

【クアラルンプール】 西村康稔経済産業相は10月28日、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)のムハンマド・タウフィク社長兼最高経営責任者(CEO)と会談し、9月に発生したガス・パイプラインのガス漏れによる液化天然ガス(LNG)のガス供給障害について、日本企業への影響を最小限にするよう要請した。


ペトロナスは10月4日、サバ州およびサラワク州のガスパイプラインのガス漏れにより、LNGプラント向けの天然ガス供給で不可抗力条項(フォースマジュール)を宣言していた。不可抗力条項は、火事、自然災害など予測不能な出来事により供給義務を逃れるもの。


西村経産相は、ペトロナスからは既に代替供給など、誠意ある対応をしてもらっているとし、日本企業への影響を最小限に抑えるため、引き続き最大限の努力を要請すると述べた。タウフィクCEOは、日本企業への影響を軽減することを約束するとし、長期的なパートナーとして安全で信頼できるLNG供給に努めると述べた。


2020年の日本のLNG全輸入量のうちマレーシアは14.2%を占め、豪州に次ぐ第2位。ただし、マレーシアLNGの最大の購入企業であるJERAは、今回のトラブルによる燃料調達への大きな影響はないとし、東京ガスも、LNG調達への大きな影響を予想していないとしている。また、ペトロナスは先に、日本に今後数カ月で代替LNGを提供できる可能性が高いと通知しており、ガス漏れの影響を受けないガス田の生産量の増加により日本への出荷量維持を目指す模様だ。

(ロイター、エッジ、マレーシアン・リザーブ、10月28日)

JFE、セレンバンのラミネート接着剤製造工場の増強工事を受注

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 JFEエンジニアリング(本社・東京都千代田区)は10月28日、マレーシア現地法人であるJFEエンジニアリングマレーシア(JFEEM)が、東洋インキSCホールディングス(本社・東京都中央区)のグループ会社であるトーヨーケム・スペシャリティ・ケミカル社より、ヌグリ・スンビラン州で実施するラミネート接着剤製造プラント増強工事の設計・調達・建設(EPC)を受注したと発表した。

同プラントはセレンバンにあり、レトルト食品や医療用途のパッケージ材等、生活に密着した分野に使用される高機能かつ環境対応型の接着剤を製造している。同増強工事により生産能力を2倍に拡大し、2023年9月の運用開始を予定している。
JFEEMは、1990年代から石油・化学・ガス・廃棄物処理・水処理をはじめとする各種プラントや工場建屋の建設実績を有し、各分野の顧客ニーズに応じて、計画からEPCまでワンストップで提供できる体制を構築している。また、JFEグループのこれまでのマレーシアを含む東南アジア各地での化学プラント分野の設計技術力、プロジェクト遂行能力等が総合的に評価され、本工事の受注に至った。

JFEは、マレーシアには、安定したインフラ環境があることから、今後も日本を含む外国企業による製造拠点の展開・増強が見込まれると説明。同社およびJFEEMは、そのようなニーズに対応するとともに、SDGsの実現に向けた取り組みを継続し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく方針だ。

 

新型コロナの感染者数は3129人、3日連続で3千人上回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省の総合情報提供サイト「KKMNOW」によると、10月30日の新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の新規感染者数は3,129人となり、累計感染者数は490万51人となった。
新たに2,464人が回復し、累計治癒者は483万2,220人。死者数は2人で、累計は3万6,466人となった。アクティブ感染者は、前日から663人増の3万1,365人。うち95.2%が自宅、4.6%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は68.2%、ICU病床の使用率は64.0%、人工呼吸器の使用率は35.3%となった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,751万8,765人となり、接種率は84.3%。1回目のブースター接種完了者は1,625万770人で、接種率は49.8%、2回目が51万9,839人となり、1.6%だった。

ベルジャヤ、来年6月までに「スターバックス」40店舗開設へ

【クアラルンプール】  ベルジャヤ・フードは27日、完全子会社であるベルジャヤ・スターバックス・コーヒー・カンパニーが、2023年度(2022年7月ー2023年6月)に国内で「スターバックス」の店舗を大都市、衛星都市を中心に新たに35ー40店舗開設する計画を明らかにした。

ベルジャヤ・フードがブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に提出した年次報告書によると、地主や建築請負業者との共有投資で強い関係を築くとともに、代替建設資材を調達し、新店舗用地を確定した時点での迅速な調達により、インフレの影響を防ぎ、コスト上昇を軽減した上で、店舗を架設する。また、新しいフードの導入や料理専門家や著名人とのコラボレーションにより、メニューを改善する。会員の購買行動から得られるパーソナライズ機能や刷新したポイントプログラム、オンライン注文・支払システム、魅力的な特典の提供などにより、顧客体験や来店頻度を向上させ、運営・管理手続の効果的な管理も進め、運営・管理コストの削減に努める方針だ。

国内「スターバックス」1号店は1998年12月にクアラルンプールでオープン。その後、2016年12月にサバ州とサラワク州に拡大した。今年6月末時点での店舗数は356店舗。ベルジャヤ・フード・スプリームを通じ、ブルネイでも4店舗を運営している。
(エッジ、10月27日)

リンギは来年第2四半期から値上がり、Am銀行見解

【クアラルンプール】 Amバンクの調査部門は、対米ドルで下落を続けるリンギ相場は来年第2四半期以降、上昇に転じ、第4四半期には1米ドル=4.4リンギの水準になるとの見解を示した。米ドルが下落局面に入ると予想されるためだ。

リンギが最も下がったのは1998年3月31日で、1米ドル=4.88リンギ。年内は下落傾向を維持し、27日の4.705リンギに対し、第4四半期は4.7リンギ、来年第1四半期は4.8リンギが予想されるという。

来年のリンギ上昇予想の根拠は両国金利差の縮小で、米国経済は急な減速あるいは景気後退が予想されるため、米連邦準備制度理事会(FRB)は来年下半期に利下げに転じるという。同期の引き下げ予想幅は1ポイント。

FRBは9月20、21日に連邦公開市場委員会を開き、政策金利の誘導目標2.25ー2.5%から3.0ー3.25%へ0.75ポイント引き上げた。

現在のマレーシアの政策金利は2.5%だが、中央銀行バンク・ネガラ(BNM)は今年11月と来年1月にそれぞれ0.25ポイント引き上げ、3.0%にするとAmバンクは予想している。
(ザ・サン、10月28日、ベルナマ通信、10月27日)