サンワテクノス、ペナン州に事務所を開設

【クアラルンプール】 サンワテクノス(本社・東京都中央区)は21日、マレーシア子会社のサンワテクノス・マレーシアがペナン州バヤン・バルに事務所を2021年1月4日付けで開設すると発表した。
サンワテクノスは、メカトロニクス関連電気機器及び装置、プラント用電気品、電気設備機器の販売及び電気設備工事、各種電子部品・電子機器、各種OA機器、FAシステム、通信・情報機器等の販売、半導体関連製造設備、産業用ロボット、クリーンロボット、基板関連装置、物流搬送装置、風水力機器、各種検査装置、医療機器等の販売を手掛ける。

ワクチンの安全性確認、ムヒディン首相が最初に接種へ

【クアラルンプール】 ムヒディン・ヤシン首相は、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンについて、自らが最初に接種を受けて効果や安全性を国民に保証すると言明した。続いて医療関係者が接種し、その後に高齢者、非感染性疾患、慢性呼吸器疾患のある高リスクグループに続くと述べた。
ムヒディン首相は22日に行なわれたテレビ演説の中で、特別ワクチン供給アクセス保証委員会がワクチン供給管理を行なうと指摘した上で、米ファイザーからの100万回分のワクチンの第一陣が早ければ2021年2月までに供給され、医療従事車や高リスクグループへの接種が始まるとの見通しを示した。ワクチンの効果と安全性については、保健省の国家医薬品規則庁(NPRA)が監督を続ける。
ファイザーとは11月24日に総人口の20%に相当する640万人に行き渡る1,280万回分の供給契約を、英アストラゼネカとも21日に同じく640万回分の供給契約を結んだ。マレーシアはワクチンを世界各国で共同購入して分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)」への参加も決めており、人口の40%に相当する分をすでに確保した。また科興(シノバック)、康希諾(カンシノ)、ガマレヤ(ロシア)との間でも交渉が最終段階に来ており、供給量をl人口の80%に相当する2,650人分の確保する見通し。目標としていた70%を突破した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、マレー・メイル、エッジ、12月22日)

複数の工場で感染確認、操業一時停止に追い込まれる

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ゴム手袋最大手のトップ・グロープの工場での大規模クラスター発生をきっかけに各工場が感染検査を行なうようになり、宿舎に住む外国人労働者を中心に感染が確認されるケースが増加。従業員の隔離や設備の消毒のために操業の一時停止に追い込まれる工場も出ている。
コンドーム製造大手のカレックスは21日、先ごろ2,000人を超える従業員を対象に新型コロナウイルス「Covid-19」のスクリーニングを実施した結果、35人が陽性だったことを明らかにした。カレックスは11月23日から全国のすべての生産施設でスクリーニングを開始していたが、陽性者のうち28人がジョホール州ポンティアンのカテーテル施設で12月16日に確認された。他の7人はコンドーム工場だった。感染者が出た生産施設は現在、消毒のために一時閉鎖しており、12月25日から段階的に生産を再開する。
電子部品メーカーのATA IMSは、ワイヤーハーネス製造子会社のATAコンポーネンツで従業員2人が感染。16日から操業を停止して24日までの日程で従業員の感染検査と消毒作業をおこなっている。
トップ・グロープは5,147人、同じゴム手袋メーカーのコッサン・ラバーは427人、ハルタレガは35人で感染が確認された。日系ではパナソニック・マニュファクチャリング・マレーシアが21日、セランゴール州シャアラムにある工場2カ所で116人の感染者が出たことを公表。工場の操業を21日から23日まで一時停止すると明らかにした。

新型コロナの感染者数は2062人、セランゴールで1014人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は22日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,062人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万7,646人で、累計感染者数は9万7,389人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,014人だった。それに▽クアラルンプール(KL、504人)▽サバ州(252人)▽ジョホール州(167人)▽ネグリ・センビラン州(57人)▽ペナン島(23人)▽ペラ州(17人)▽マラッカ州(9人)▽パハン州(6人)▽ケダ州(5人)▽クランタン州(4人)▽プトラジャヤ(2人)▽ラブアン(2人)ーーが続いた。ペルリス州とサラワク州、トレンガヌ州はゼロだった。911人が退院し、累計治癒者は7万9,304人となった。死者数は1人増えて、累計で439人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は21日、新たに8つのクラスターを確認したと明らかにした。

セランゴール州では職場のスクリーニングにより「ペカプリ」(感染者202人)、「バトゥ・べサル」(59人)、「タワー」(20人)クラスターの発生を確認。KLの建設現場「ペランギ」クラスターでは23人、「ワワサン」、「デリマ」クラスターではそれぞれ6人、8人に陽性反応が出た。ラブアンの職場で発生した「Jバンダル」クラスターでは25人の感染を確認。ペナン州の「メイ・インダ」クラスターでは27人に陽性反応が出た。一方で6のクラスターが収束し、現在感染者を出しているクラスター数は201となった。

エアアジア、ランカウイーコタバル線を就航

【ランカウイ=マレーシアBIZナビ】 格安航空エアアジアは19日、ランカウイーコタバル線の運航を開始したと発表した。
コタバルからランカウイに向かった第1便の搭乗率は80%と好調だった。アマンダ・ウー最高商務責任者は、国内ネットワークの接続性向上と低運賃の実現に向けて取り組んでいると言明。誰もが安心して旅行できるよう厳格な衛生管理を徹底すると述べた。
同社は22日にペナンーコタバル、ジョホールバルーコタバル線、23日にイポーーランカウイ線もスタートする。
エアアジアは、ウェブサイトとアプリで2021年1月3日までチケットを21リンギから購入できるキャンペーンを実施する。12月28日から2021年6月30日の便が対象。また12月31日までに2021年3月31日までに渡航するチケットを購入した場合は、変更手数料なしでフライトを変更をすることができる。
航空会社の安全度を評価するエアラインレーティングスが先ごろ発表した、新型コロナウイルスの衛生対策に関する評価で、エアアジアは全ての項目で最高評価の7つ星を獲得した。

マレーシアの企業経営者46%、収益増加を予想=調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 会計士の業界団体、CPAオーストラリアがモナシュ大学のマレーシアキャンパスと共同で実施した「企業景況感調査2020・2021」によると、46%の企業経営者が今後12カ月間で収益が増加すると予想し、2019年の51%から下降した。
8%が1年後の業績悪化を予想。優先事項として89%が多様性や機会均等を挙げた。
調査では、企業経営者らはコスト削減策を実施していることや様々な財政支援策が実施されていることで、新型コロナウイルス感染拡大の影響が緩和されていると考えていることがわかった。また標準的運用手順(SOP)や行動制限令(MCO)、ワクチンの流通拡大や医療の改善が期待していることも消費者や投資家の信頼度を高めると感じているという。
その一方で調査では、経営者らはMCOに伴うサプライチェーンや事業運営上の混乱を懸念していることが明らかになった。国内市場における懸念事項としては、世界経済の不確実性(景気後退の可能性)、運営コスト、リンギ安がトップ3となり、それに政治の不確実性が続いた。
今後12カ月で事業のプラス影響を与える事項として、事業能力の向上、域内経済の改善、より多くの経済が開かれることによる市場拡大の可能性が挙がった。
インダストリー4.0(第4次産業革命)を完全導入したとの回答は13%に止まり、昨年の16%より下降した。
(ベルナマ通信、12月18日)

元連邦直轄地相に有罪判決、200万リンギの収賄で

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 テンク・アドナン・テンク・マンソール元連邦直轄地相(統一マレー国民組織=UMNO)が収賄罪で告発されていた事件で、高等裁判所は21日、同被告に禁固1年、罰金200万リンギの有罪判決を言い渡した。これにより同被告は議員資格を失うことになる。同被告は直ちに控訴する方針。
テンク・アドナン被告は、連邦直轄地相時代の2016年6月14日、アセット・カヤマス(AKSB)のチャイ・キンコン元社長から200万リンギの小切手を受け取ったとして、公務員による収賄を禁じた刑法第165条で告発されていた。AKSBは同被告の公務に関わる事業を手掛けており、200万リンギは同被告が実質的に所有するタドマンソリ・ホールディングスの口座に振り込まれたと認定した。
テンク・アドナン被告側は、200万リンギの受け取りは認めた上で、その直後の6月18日に行なわれた下院セランゴール州スンガイ・ベサル選挙区及びペラ州クアラ・カンサー選挙区補選のための選挙資金だったと説明。200万リンギの受領は党から多額の負担を要求されていたためであり、初犯であることから減刑を要求していた。
テンク・アドナン被告は、ナジブ ラザク政権時代に統一マレー国民組織(UMNO)の書記長を2009年から2018年まで歴任した党重鎮の一人。

パナソニック製造で116人の感染者、暫定的に操業停止

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 パナソニック・マニュファクチャリング・マレーシアは21日、セランゴール州シャアラムにある工場2カ所で多数の新型コロナウイルス「Covid-19」感染者が出たことを公表。工場の操業を一時停止すると明らかにした。

ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、先ごろ従業員2,137人に対しスクリーニングを実施し、116人に陽性反応が出た。これを受けてペタリン地区保健局はパナソニック・マニュファクチャリングに対し、当面の操業停止を命じた。工場は21日から23日まで閉鎖され、消毒が実施されるという。

パナソニック・マニュファクチャリングは声明の中で、敷地内および労働者宿舎での消毒は定期的に行われていると強調。「従業員と地域社会の安全と幸福は我々の最優先事項であり、我々は標準的運用手順(SOP)を厳守しており今後も厳守していく」としている。

(フリー・マレーシア・トゥデー、12月日、パナソニック・マニュファクチャリング発表資料)

新型コロナの感染者数は2018人、セランゴールで1204人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は21日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2018人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万6,496人で、累計感染者数は9万5,327人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,204人だった。それに▽ジョホール州(278人)▽サバ州(247人)▽クアラルンプール(KL、127人)▽ネグリ・センビラン州(58人)▽ラブアン(29人)▽ペラ州(21人)▽ペナン島(18人)▽パハン州(12人)▽マラッカ州(9人)▽クランタン州(6人)▽プトラジャヤ(5人)▽ケダ州(3人)▽トレンガヌ州(1人)ーーが続いた。ペルリス州とサラワク州はゼロだった。1,084人が退院し、累計治癒者は7万8,393人となった。死者数は1人増えて、累計で438人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は20日、新たに3つのクラスターを確認したと明らかにした。

KLのケポンにある建設現場で発生した「メトロポリス」クラスターでは147人の感染を確認した。サバ州のコタキナバル、プタタン、トゥアランでは「エステート・マジュ」クラスターが発生し、28人に陽性反応が出た。ジョホール州ポンティアンの「バトゥ39」クラスターで44人に陽性反応が出た。

マレーシア人訪日者数、11月は99.4%減の400人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本政府観光局(JNTO)が発表した2020年11月の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は前年同月比99.4%大幅減の400人だった。前月の600人からは減少した。
1ー11月では、前年同期比82.0%マイナスの7万6,200人となった。
JNTOによると、新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の拡大により、マレーシアは日本政府による上陸拒否、14日間の隔離・PCR検査受診、査証の効力停止等の対象となっているが、国際的な人の往来再開に向けた段階的措置として、9月8日から「レジデンストラック」を開始した。一方でマレーシア政府より3月18日以降、行動制限令が出されており出国禁止が継続されている。マレーシア人の日本からの入国については、政府指定施設での14日間の隔離、隔離終了前の PCR検査受診が義務付けられている。日本への直行便は、12月も引き続き大幅な運休・減便となっている。
世界全体の11月の訪日者数は、前年同月比97.7%減の5万6,700人で、14カ月連続で前年同月を下回ったものの、実数としては前月から増加した。 年初11カ月では前年同期比86.2%マイナスの405万7,200人だった。一部の国と日本の間で「ビジネストラック」や「レジデンストラック」の運用が開始され、10月1日以降は、一定条件下のビジネス等に限り、許可数は限定的ながら、全ての国・地域からの新規入国が可能となったこと、11月1日以降、日本政府により中国、ベトナム、韓国等11の国・地域に対する感染症危険情報がレベル2に引き下げられるなどの緩和措置がとられていることもあり、訪日外客数の実数は徐々に増加している。
JNTOは、依然として世界的に旅行需要が停滞している状況にあるとして、感染症の推移とともに今後の市場動向を注視していく必要があるとした。