新型コロナの感染者数は3245人、再び3千人上回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は18日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,245人だったと発表した。前日は2021年4月21日以来の最少となったが、再び3,000人を上回った。累計感染者数は281万3,934人となった。
17日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,568万1,131人で、接種率は78.6%だった。18歳以上の成人接種者数は2,290万6,072人で、接種率は97.8%。ブースター接種完了者は960万9,454人で、接種率は29.4%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.98にダウン。1.00を上回ったのはセランゴール州、サバ州、マラッカ州、クアラルンプール(KL)、ネグリ・センビラン州だった。
17日には、2,907人が回復し、累計治癒者は273万8,262人。死者数は16人増え、累計で3万1,809人となった。アクティブ感染者は、前日から581人減少し4万618人。うち82.7%が自宅、9.3%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.6%が医療機関、0.4%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに6カ所のクラスターが発生。ジョホール州で2カ所、セランゴール州とKLを跨いだ教育機関関連のクラスターの他、マラッカ州、ケダ州、ネグリ・センビラン州でそれぞれ1カ所確認した。これまでに確認されたクラスターは6,218カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は177カ所に増えた。

追加接種者、陽性反応時の隔離期間を5日に短縮

【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相は、新型コロナウイルス「Covid-19」の追加ワクチン接種を受けた人を対象に、16日付けで無症状ながら検査で陽性反応が出た場合の強制隔離期間を5日に短縮すると発表した。
ワクチン接種の状況によって隔離期間に差をつける方針の一環で、ワクチン未接種者もしくは1回の接種にとどまっている人は10日間、2回の接種を完了したが追加接種をまだ受けていない人は7日間とする。これらの新たな基準は現在隔離中の人にも適用される。また濃厚接触者については、自身で迅速検査キット(RTK)でスクリーニングを行うか医療機関を受診する必要がある。
新基準についてカイリー保健相は、コロナ陽性者及び濃厚接触者の管理に関する他国のデータ、科学、経験に基づいて監視と観察期間を再評価して決定したと説明。ただし海外からの入国・帰国者については従来の基準を維持すると述べた。
(ベルナマ通信、1月15日)

新型コロナの感染者数は2342人、過去9カ月で最少に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は17日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,342人だったと発表した。2021年4月21日以来、最少となった。累計感染者数は281万689人となった。
16日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,567万7,200人で、接種率は78.6%だった。18歳以上の成人接種者数は2,290万3,466人で、接種率は97.8%。ブースター接種完了者は936万4,326人で、接種率は28.7%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は1.00にアップ。1.00を上回ったのはセランゴール州、サバ州、マラッカ州、クアラルンプール(KL)、ネグリ・センビラン州だった。
16日の新規陽性者数は3,010人。2,584人が回復し、累計治癒者は273万5,355人。死者数は12人増え、累計で3万1,793人となった。アクティブ感染者は、前日から414人増加し4万1,199人。うち82.0%が自宅、9.9%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.7%が医療機関、0.4%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに7カ所のクラスターが発生。ペラ州で2カ所、サバ州、ペナン州、ネグリ・センビラン州、セランゴール州、ジョホール州でそれぞれ1カ所確認した。これまでに確認されたクラスターは6,212カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は176カ所に減った。

新型コロナの感染者数は3346人、基本再生産数が1に上昇

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,346人だったと発表した。累計感染者数は280万2,263人となった。
12日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,566万9,163人で、接種率は78.6%だった。18歳以上の成人接種者数は2,289万7,021人で、接種率は97.8%。ブースター接種完了者は880万6,581人で、接種率は27.0%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は1.00にアップ。1.00を上回ったのはセランゴール州、サバ州、マラッカ州、クアラルンプール(KL)、プトラジャヤ、ネグリ・センビラン州だった。
12日には3,292人が回復し、累計治癒者は272万6,891人。死者数は12人増え、累計で3万1,750人となった。アクティブ感染者は、前日から380人増加し4万276人。うち82.1%が自宅、9.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.3%が医療機関、0.5%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに8カ所のクラスターが発生。ジョホール州で3カ所、パハン州で2カ所、KL、ペナン州、ネグリ・センビラン州でそれぞれ1カ所確認した。これまでに確認されたクラスターは6,192カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は178カ所に減った。

ワクチン接種済の新型コロナ感染者、入国時の隔離を免除

【クアラルンプール】  カイリー・ジャマルディン保健相は12日、新型コロナウイルス「Covid-19」感染者であり、且つワクチン接種を完了している場合、今後マレーシア入国時の隔離を免除すると発表した。13日付けで施行される。
入国前11日から60日以内にコロナに感染したことを証明するデジタルまたは印刷版の検査報告書が必要。入院していた場合は、海外渡航が可能なことを証明する病院発行の証明書を提出する。治療を病院ではなく自宅や隔離センターなどで受けていた場合には、渡航2日前に専門家による抗原迅速検査(RTK-Ag)を受け、陰性であることを示す必要がある。
感染者であるがワクチン接種が完了していない場合は、指定された隔離センターで7日間の強制隔離を受ける必要がある。ワクチン接種を完了している非感染者に対しての現在の隔離方針については変更はない。カイリー氏は、今回の新ルールは、科学的根拠と他国の最新動向に基づくものだと述べた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、マレー・メイル、1月12日)

新型コロナの感染者数は3684人、基本再生産数が0.99に下降

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,684人だったと発表した。累計感染者数は279万8,917人となった。
12日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,566万3,646人で、接種率は78.6%だった。18歳以上の成人接種者数は2,289万3,234人で、接種率は97.8%。ブースター接種完了者は853万9,533人で、接種率は26.1%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.99に下降。1.00を上回ったのはサバ州、マラッカ州、クアラルンプール(KL)、ラブアン、プトラジャヤ、ネグリ・センビラン州だった。
12日には3,200人が回復し、累計治癒者は272万3,599人。死者数は15人増え、累計で3万1,738人となった。アクティブ感染者は、前日から17人減少し3万9,896人。うち81.6%が自宅、9.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.7%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。また新たに8カ所のクラスターが発生。セランゴール州で3カ所、KLで2カ所、マラッカ州、サバ州、ペラ州でそれぞれ1カ所確認した。これまでに確認されたクラスターは6,184カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は179カ所に増えた。

新型コロナの感染者数は3198人、基本再生産数が1を超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は12日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,198人だったと発表した。累計感染者数は279万5,233人となった。
11日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,565万7,970人で、接種率は78.6%だった。18歳以上の成人接種者数は2,288万9,297人で、接種率は97.8%。ブースター接種完了者は828万4,539人で、接種率は25.4%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は1.00に上昇。1.00を上回ったのはサバ州、マラッカ州、クアラルンプール、ラブアン、プトラジャヤ、ネグリ・センビラン州、ケダ州だった。
11日には2,977人が回復し、累計治癒者は272万399人。死者数は27人増え、累計で3万1,723人となった。アクティブ感染者は、前日から171人増加し3万9,913人。うち81.9%が自宅、9.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.3%が医療機関、0.5%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。また新たに9カ所のクラスターが発生した。

新型コロナの感染者数は3175人、ワクチン接種率は78.6%に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は11日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,175人だったと発表した。累計感染者数は279万2,035人となった。
10日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,565万3,398人で、接種率は78.6%だった。18歳以上の成人接種者数は2,288万6,013人で、接種率は97.8%。ブースター接種完了者は803万2,484人で、接種率は24.6%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.98で横ばい。1.00を上回ったのはセランゴール州、サバ州、マラッカ州、クアラルンプール、ラブアン、プトラジャヤ、ネグリ・センビラン州、ケダ州だった。
10日には2,808人が回復し、累計治癒者は271万7,422人。死者数は18人増え、累計で3万1,696人となった。アクティブ感染者は、前日から185人増加し3万9,742人。うち81.8%が自宅、9.0%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.5%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに4カ所のクラスターが発生。ジョホール州とセランゴール州でそれぞれ2カ所確認した。これまでに確認されたクラスターは6,163カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は169カ所に減った。

新型コロナの感染者数は2641人、ブースター接種率は23.9%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,641人だったと発表した。累計感染者数は278万8,860人となった。
9日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,564万7,708人で、接種率は78.5%だった。18歳以上の成人接種者数は2,288万1,770人で、接種率は97.7%。ブースター接種完了者は780万9,058人で、接種率は23.9%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.98に上昇。1.00を上回ったのはサバ州とマラッカ州、クアラルンプール、ラブアン、ネグリ・センビラン州、ケダ州だった。
9日の新規感染者数は2,888人。2,714人が回復し、累計治癒者は271万4,614人。死者数は23人増え、累計で3万1,678人となった。アクティブ感染者は、前日から151人増加し3万9,927人。うち82.0%が自宅、8.8%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.6%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに1カ所のクラスターの発生をペラ州のコミュニティで確認。これまでに確認されたクラスターは6,159カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は172カ所に減った。

オミクロン株感染者が245人に倍増、感染拡大の恐れ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 カイリー・ジャマルディン保健相は6日、新型コロナウイルス「Covid-19」オミクロン株の感染者数について、累計で245人となり、4日(122人)から倍増したと明らかにした。
市中感染はわずか12人だったが、233人は海外からの帰国・入国者だった。小巡礼(ウムラ)に参加したのは157人だった。ウムラは、今後1カ月間停止されることが決まっている。

帰国後に感染が判明したマレーシア人のうち10人がワクチン接種を受けていなかったことが判明した。海外渡航はワクチン接種完了が条件となっているため、未接種者が渡航できた理由について保健省による調査が実施されている。
カイリー氏は、渡航条件順守について旅行会社を含む関係者と協議していくとし、帰国者に対し、自宅での隔離期間中は家族とは別の部屋で過ごし、他の人間にも会わないよう注意を促した。
 またオミクロン株について、感染症流行の数理モデルである「SEIRモデル」によると、基本再生産数(R0)が1.6に上昇した場合、一時的な渡航停止など、感染拡大を抑える措置をとらない場合、1日当たりの新規感染者数は1万5,000人以上となり、3月末までに3万人になるとの試算を公表。R0が1.2の場合でも、1万人に及ぶと述べた。これまでの新規感染者数の最高は、昨年8月の2万4,599人だったと言明。英国ではオミクロン株でR0が3.0に達したため、マレーシアではこのような事態を防ぐための対策を講じなければならないとした。
カイリー氏は、オミクロン株がデルタ株ほど重症化しないとしても、陽性者が激増すれば重症患者も増加し、医療システムを逼迫させる危険があると懸念を表明した。昨年12月30日のデータによると、政府系病院の外科・内科では、コロナ患者の対応のため手術などが延期されており、5万7,355人が医療サービスを受けるために待機している状態だったが、現在は5万2,189件まで減少したと言明。オミクロン株患者が急増することで、重要な手術を受けられない人が増える可能性があるとした。
保健省ではオミクロン株対策として、▽ワクチン接種センター(PPV)4カ所▽ワールドトレードセンター・クアラルンプール▽アシアタ・アリーナ▽アイディアル・コンベンションセンター(IDCC)▽創価学会ホール(クラン)ーーで15日から追加(ブースター)接種を開始する。