新型コロナの感染者数は2589人、基本再生産数は0.92に上昇

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は20日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,589人だったと発表した。累計感染者数は272万1,544人となった。

19日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,554万8,541人で、接種率は78.2%。18歳以上の成人接種者数は2,2813,571人で、接種率は97.5%だった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.92に上昇した。1.00を上回ったのはペナン州、パハン州の2カ所だった。

19日の新規感染者数は3,108人。3,701人が回復し、累計治癒者は263万4,381人。死者数は19人増え、累計で3万1,092人となった。アクティブ感染者は、前日から612人減少し5万3,482人。うち84.4%が自宅、7.5%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.4%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。

また新たに2カ所のクラスターを確認した。セランゴール州の教育機関とコミュニティで発生。これまでに確認されたクラスターは6,079カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は252カ所に増えた。

新型コロナの感染者数は4362人、基本再生産数は0.90に下降

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は17日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は4,362人だったと発表した。累計感染者数は271万1,764人となった。
16日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,553万7,512人で、接種率は78.2%。18歳以上の成人接種者数は2,280万5,239人で、接種率は97.4%だった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.90に下降した。1.00を上回ったのはペナン州、ネグリ・センビラン州、パハン州の3カ所だった。
16日には4,985人が回復し、累計治癒者は262万147人。死者数は37人増え、累計で3万1,026人となった。アクティブ感染者は、前日から760人減少し5万6,229人。うち83.3%が自宅、8.5%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.6%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに6カ所のクラスターを確認した。セランゴール州で4カ所、ジョホール州で2カ所でそれぞれ発生した。これまでに確認されたクラスターは6,062カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は248カ所に増えた。

2月までの追加接種、60歳以上&シノバック製接種者に要求

【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相は16日、60歳以上の高齢者、及び新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンの1、2回目の接種でシノバック製を受けた成人(18歳以上)について、追加接種を受けない場合には2月から「接種済みのステータス」を剥奪すると警告した。
カイリー保健相は、世界的なオミクロン株による感染急拡大と世界保健機関(WHO)のガイダンスを考慮したものと説明。12月8日に開催された新型コロナ・ワクチン追加接種作業部会(CITF-B)会議で承認されたと明らかにした上で速やかに追加接種を受けるよう呼びかけた。
該当者は2月までに追加接種を受けないと、コロナ情報・追跡アプリ「MySejahtera」上のステータスがオレンジ色から白色に変わって接種未完了とみなされ、接種完了者のみを受け入れている施設への立ち入りが禁じられることになる。追加接種に使用されるワクチンについては、薬物管理局(DCA)はこれまでファイザー、シノバック、アストラゼネカの3種について承認している。
■オミクロン株、2人目の感染者を確認■
カイリー保健相は、国内で2人目となるオミクロン株感染者を確認したと発表した。
オミクロン株感染が分かったのは8歳のナイジェリア人少女で、12月5日に家族と共にカタール・ドーハ経由で入国していたが、隔離中の7日になってコロナ・ウイルスに感染していることが判明。14日になってオミクロン株であることが分かった。少女は無症状だという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、ベルナマ通信、12月16日)

新型コロナの感染者数は4262人、基本再生産数は0.92に下降

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は16日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は4,262人だったと発表した。累計感染者数は270万7,402人となった。
15日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,552万9,153人で、接種率は78.2%。18歳以上の成人接種者数は2,279万9,234人で、接種率は97.4%だった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.92に下降した。1.00を上回ったのはペナン州、マラッカ州、ネグリ・センビラン州、パハン州の4カ所だった。
15日には4,552人が回復し、累計治癒者は261万5,162人。死者数は33人増え、累計で3万989人となった。アクティブ感染者は、前日から685人減少し5万6,989人。うち82.6%が自宅、9.3%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.5%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに7カ所のクラスターを確認した。セランゴール州の職場とコミュニティ、セランゴールとクアラルンプールを跨ぐ職場関連のクラスターがそれぞれ1カ所発生した他、ラブアン、サバ州、クランタン州、ジョホール州の職場でそれぞれ1カ所発生した。これまでに確認されたクラスターは6,056カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は246カ所に増えた。

新型コロナの感染者数は3900人に、累計で270万人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は15日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,900人だったと発表した。累計感染者数は270万3,140人となった。
14日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,552万2,460人で、接種率は78.2%。18歳以上の成人接種者数は2,279万4,361人で、接種率は97.4%に上昇した。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.93に下降した。1.00を上回ったのはペナン州、マラッカ州、ラブアン、ネグリ・センビラン州、パハン州、ペルリス州の6カ所だった。
14日には4,301人が回復し、累計治癒者は261万610人。死者数は48人増え、累計で3万956人となった。アクティブ感染者は、前日から252人減少し5万7,674人。うち82.5%が自宅、9.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.6%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに6カ所のクラスターを確認した。セランゴール州とペナン州の職場でそれぞれ2カ所、ジョホール州の職場とサバ州の教育機関でそれぞれ1カ所発生した。これまでに確認されたクラスターは6,049カ所で、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は245カ所に減った。

新型コロナの感染者数は4097人に増加、再び4千人台に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は14日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は4,097人だったと発表した。累計感染者数は269万9,240人となった。
13日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,551万5,074人で、接種率は78.1%。18歳以上の成人接種者数は2,278万8,835人で、接種率は97.3%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.94に下降した。1.00を上回ったのはペナン州、マラッカ州、ネグリ・センビラン州、パハン州、ペルリス州の5カ所だった。
13日には4,401人が回復し、累計治癒者は260万6,309人。死者数は29人増え、累計で3万908人となった。アクティブ感染者は、前日から926人減少し5万7,926人。うち82.4%が自宅、9.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.8%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに6カ所のクラスターを確認した。ネグリ・センビラン州、ペナン州、ジョホール州、クランタン州、ケダ州、パハン州でそれぞれ1カ所発生した。これまでに確認されたクラスターは6,043カ所で、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は246カ所に増えた。

新型コロナの感染者数は3504人、2日連続で3千人台

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,504人だったと発表した。累計感染者数は269万5,143人となった。
12日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,549万8,888人で、接種率は78.1%。18歳以上の成人接種者数は2,277万4,778人で、接種率は97.3%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.95に下降した。1.00を上回ったのはペナン、マラッカ、ネグリ・センビラン、パハンだった。
12日の新規感染者は3,490人。5,399人が回復し、累計治癒者は260万1,908人。死者数は17人増え、累計で3万879人となった。アクティブ感染者は、前日から1,926人減少し5万8,852人。うち82.1%が自宅、9.5%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.6%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに2カ所のクラスターを確認した。ペラ州のコミュニティと感染すると重症化するリスクが高いクラスターで発生した。これまでに確認されたクラスターは6,037カ所で、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は243カ所に減った。

新型コロナの感染者数は5058人、3日連続で5千人上回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は5,058人だったと発表した。累計感染者数は268万3,523人となった。
9日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,548万5,174人で、接種率は78.0%。18歳以上の成人接種者数は2,275万2,434人で、接種率は97.2%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.97に下降した。1.00を上回ったのはペナン、マラッカ、ネグリ・センビラン、パハン、ペルリスの5カ所だった。
10日には5,427人が回復し、累計治癒者は258万6,822人。死者数は41人増え、累計で3万787人となった。アクティブ感染者は、前日から22人減少し6万856人。うち81.8%が自宅、9.7%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.8%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに17カ所のクラスターを確認した。セランゴール州では職場5カ所、プトラジャヤを跨いだ教育機関に関わるクラスターが1カ所、ネグリ・センビラン州とジョホール州でそれぞれ2カ所、ラブアン、クアラルンプール、サバ州、ケダ州、プトラジャヤ、ペラ州、マラッカ州でそれぞれ1カ所発生した。これまでに確認されたクラスターは6,022カ所で、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は254カ所に増えた。

新型コロナの感染者数は5446人、2日連続で5千人台に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は9日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は5,446人だったと発表した。累計感染者数は267万8,465人となった。
8日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,547万6,738人で、接種率は78.0%。18歳以上の成人接種者数は2,274万6,838人で、接種率は97.2%となった。
8日には4,525人が回復し、累計治癒者は258万1,395人。死者数は28人増え、累計で3万746人となった。アクティブ感染者は、前日から467人増の6万878人。うち81.5%が自宅、9.8%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.9%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに13カ所のクラスターを確認した。クランタン州で3カ所、セランゴール州とパハン州でそれぞれ2カ所、サバ州、ジョホール州、パハン州、ネグリ・センビラン州、ペルリス州、ケダ州とペナン州を跨いだクラスターがそれぞれ1カ所発生した。これまでに確認されたクラスターは6,005カ所で、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は245カ所に増えた。

水際措置を強化、オミクロン株対策で=保健相

【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相は7日、新型コロナウイルス「Covid-19」のオミクロン変異株に対する水際対策として、8日付けで施行される追加措置を発表した。
対象となるのは、▽シンガポール間「ワクチン接種完了者向けトラベル・レーン(VTL)」の空路・陸路利用者▽ランカウイのトラベルバブル(LITB)の外国人観光客▽短期滞在用ワンストップセンター(OSC)で入国する商用目的の入国者▽オミクロン株に係る一時入国拒否対象とされている国からの入国者▽オミクロン株の市中感染が報告されている国からの入国者ーー。
VTL、LITB、OSCは、ワクチン接種完了済みかつ渡航の48時間前までにスワブ検査を受検する必要がある。入国時検査に加え、入国後2日目、4日目、6日目に自己診断キットによる検査、3日目、5日目には、RTK-Ag抗原迅速検査を受け、すべての検査結果をコロナ情報・追跡アプリ「MySejahtera」で報告することが義務付けられる。
オミクロン株による一時入国拒否対象となっている8カ国▽南アフリカ▽ボツワナ▽エスワティニ▽レソト▽モザンビーク▽ナミビア▽ジンバブエ▽マラウイーーから入国する場合、出発48時間前にRT-PCR検査、指定された隔離施設での14日間の強制隔離および隔離期間中のデジタル追跡装置の使用が義務付けられる。
イギリス、アメリカ、オーストラリア、フランス、ノルウェーなど、オミクロン株の市中感染が報告されている国からの入国者も出発48時間前のRT-PCR検査、隔離期間中のデジタル追跡装置の常時使用が求められるが、隔離期間はワクチン接種の状況に応じて決定される。
カイリー大臣は、追加措置以外の要件は従来通りだとし、今後もウイルス動向を注視しながら状況に応じて注意事項を随時変更していくと述べた。
(マレー・メイル、フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、12月7日)