変異株、新たに30人の感染を確認=保健相

【クアラルンプール 】 新型コロナウイルス「Covi-19」の変異株について、アダム・ババ保健相は2日、4月24日から5月1日までの陽性検体についてゲノム解析を実施したところ、南アフリカ型変異株(B.1.351)に27人、英国型変異株(B.1.1.7)に3人が感染したことを新たに確認したと明らかにした。
南アフリカの変異種の感染者は最初に感染者が確認されたペラ州とクランタン州の他、セランゴール州でも感染が確認された。
また英国型の変異株の感染者のうち2人がセランゴール州、1人がサバ州で確認された。アダム大臣は、海外渡航歴のない人から変異株の確認がされたことから、国内で感染が起きたということを意味していると述べた。
一方でアダム大臣は、インド型の変異株(B.1.617)もマレーシア国内で初めて確認されたと発表。クアラルンプール国際空港(KLIA)で入国したインド人から検出されたと明らかにした。
変異株の類型感染者は南アフリカの変異種が48人、英国型が8人、インド型が1人、ナイジェリア型 (B. 1.525)が2人となった。
(エッジ、マレーメイル、5月2日)

新型コロナの新規感染者数は2500人、セランゴールが最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,500人増加したと発表した。アクティブ感染者数は3万753人で、累計感染者数は41万7,512人となった。  州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く637人だった。それに▽クランタン州(401人)▽サラワク州(356人)▽ジョホール州(205人)▽クアラルンプール(KL、200人)▽ペナン州(194人)▽ケダ州(103人)▽ネグリ・センビラン州(97人)▽マラッカ州(95人)▽ペラ州(59人)▽サバ州(57人)▽パハン州(55人)▽トレンガヌ州(38人)▽プトラジャヤ(3人)ーーが続いた。ペルリス州とラブアンはゼロだった。新たに2,068人が回復し、累計治癒者は38万5,208人となった。死者数は18人増えて、累計で1,551人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は2日、新たに11カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
コミュニティで5カ所、学校・教育機関で4カ所、職場(セランゴール州の工場とクラン港のサービスセンター)で2カ所のクラスターが発生した。
サラワク州で4カ所、ケダ州で3カ所、セランゴール州で2カ所、マラッカ州とジョホール州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。一方で新たに10カ所のクラスターが収束した。

14日間の隔離義務化対象国、日本など40カ国に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は4月29日、マレーシア入国時の強制隔離期間を14日間に厳格化する措置の対象国が合計40カ国となったと発表した。

新型コロナウイルス「Covid-19」の変異株の持ち込みを防ぐための措置で、先ごろイスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)が変異株による感染者が発生している▽英国▽南アフリカ▽ブラジル▽日本——などを対象に実施すると発表していた。

先に発表された4カ国のほか、対象となるのはアジア・中東では▽中国▽インド▽フィリピン▽バングラデシュ▽カンボジア▽カンボジア——など9カ国、欧州では▽ドイツ▽フランス▽イタリア▽オランダ▽スペイン▽スイス▽デンマーク▽ベルギー▽ノルウェー——など16カ国、北中南米では▽米国▽メキシコ▽カナダ——など7カ国、アフリカではナイジェリアなど4カ国——となっている。

対象国からの渡航者には、出発3日前のPCR検査受診及び陰性証明取得も義務づけられるほか、到着日を含めて隔離10日目にPCR検査を再度受診するが求められる。またマレーシア入国前に追跡アプリ「MySejahtera」を携帯電話にダウンロードしておく必要がある。

これまで海外からの渡航者に義務づけられていた隔離期間は陰性証明があれば7日間、陰性証明がない場合でも入国できたが隔離期間は10日間となっていた。

コロナで民間病院の受入能力が限界、特に首都圏で

【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者急増により、民間病院、特に首都圏クランバレーの病院で受入能力が限界にきている。

マレーシア民間病院協会(APHM)のクリジット・シン会長によると、この2週間で新型コロナ患者用に指定された病棟のベッドが満杯となっており、集中治療室(ICU)の病床もふさがっている。民間病院はコロナ患者向けのベッド数や人工呼吸器などのICU設備、対応する医師や看護師のマンパワーに限りがあり、医療崩壊の危機に直面しているという。

APHMでは、最近の感染者急増によって公立病院、特に首都圏とジョホール州で受入能力が限界に近づいていることから、まずは公立病院に入院しているコロナ感染以外の患者を民間病院に移すことを提案しているという。

保健省によると、今年1月1日から4月27日までの感染率は人口10万人当たり834人だったが、働き盛りである20—29歳は1,406人、30—39歳は1,341人と他の年齢層に比べて高かった。外出する機会が多いためとみられる。

(東方日報、4月30日、マレー・メイル、4月29日)

新型コロナ新規感染者数は3,788人、3日連続3千人突破

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は30日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が3,788人となったと発表した。

2月7日以来の高い水準で、1日の感染者数が3千人を超えるのは3日連続。アクティブ感染者数は2万9,227人で、累計感染者数は40万8,713人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,265人だった。それに▽サラワク州(760人)▽クランタン州(464人)▽クアラルンプール(KL、255人)▽ペナン州(250人)▽ジョホール州(160人)▽ネグリ・センビラン州(136人)▽ケダ州(同)▽ペラ州(118人)▽サバ州(89人)▽マラッカ州(55人)▽パハン州(54人)▽トレンガヌ州(37人)▽ペルリス州(5人)▽プトラジャヤ(2人)▽ラブアン(同)ーーが続いた。

新たに2,640人が回復し、累計治癒者は37万7,980人となった。死者数は14人増えて、累計で1,506人となった。

 

■ラマダンバザール22カ所に閉鎖命令■

ザイナル・アビディン・アブ・ハッサン住宅地方自治相は、6州1都にあるラマダン(断食月)バザール22カ所について、新型コロナ感染を助長するリスクが高いとして5月1日より閉鎖を命じると発表した。

閉鎖されるのは▽ペナン州8カ所▽ジョホール州4カ所▽ケダ州3カ所▽パハン州2カ所▽セランゴール州2カ所▽ペラ州1カ所▽KL2カ所——。

新型コロナの新規感染者数は3332人、2日連続で3千人超

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は29日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から3,332人増加したと発表した。2日連続で3,000人を上回った。アクティブ感染者数は2万8,093人で、累計感染者数は40万4,925人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,083人だった。それに▽サラワク州(522人)▽クランタン州(401人)▽クアラルンプール(KL、359人)▽ジョホール州(207人)▽ペナン州(158人)▽サバ州(131人)▽ネグリ・センビラン州(111人)▽ケダ州(105人)▽パハン州(92人)▽ペラ州(91人)▽マラッカ州(43人)▽トレンガヌ州(19人)▽プトラジャヤ(9人)▽ペルリス州(1人)ーーが続いた。ラブアンのみゼロだった。新たに1,943人が回復し、累計治癒者は37万5,340人となった。死者数は15人増えて、累計で1,492人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は28日、新たに12カ所のクラスターを確認したと明らかにした。

学校・教育機関とコミュニティでそれぞれ4カ所のクラスターが起きた。また2カ所は職場(サービス会社と農場)、残りは高齢者向け住宅と宗教の集会で起きたクラスターだった。

セランゴール州で3カ所、サラワク州、ジョホール州、ケダ州でそれぞれ2カ所、KLとペラ州、サバ州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。一方で新たに9カ所のクラスターが収束した。

■サイフディン通信マルチメディア相が新型コロナに感染■

サイフディン・アブドラ通信マルチメディア相は、自身のフェイスブックアカウントで28日に受けた新型コロナの検査で陽性反応が出たと明らかにした。現在は入院に向けて待機中で、自宅で自己隔離していると説明。治療と隔離中、引き続き任務が円滑にできるようにするとした。

学生のハリラヤ帰省を容認へ、医療専門家が懸念

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 高等教育省は29日、同省管轄下にある高等教育機関の学生に対し、ハリラヤ(断食月明け大祭)休暇中の州を跨いだ地域への帰省及びUターンを認めると発表した。サラワク州だけは対象外とする。
国家安全委員会(NSC)が28日に開催された特別会議で決定した。帰省期間は5月7日から12日まで、Uターン期間は5月15日から20日までとなる。所属する高等教育機関が州を跨いだ旅行を承認する文書を作成する。帰省を希望する学生は、航空便を除いて公共交通機関を使うことは認められず、自家用車もしくは高等教育機関が手配した車両を使うことが求められる。
全国の高等教育機関の在学生は約130万人だが、学内で対面授業を受けている学生数は10万人程度とみられる。
学生の帰省を容認する決定を受けて、専門家らは感染拡大を助長しかねないと懸念している。マレーシア医師会(MMA)のスブラマニアム・ムニアンディ会長は、イタリアやインドで帰郷した人々が感染拡大を引き起こした例を挙げ、感染抑制のための様々な努力を無にしかねないと警鐘を鳴らしている。
■クランタン州など3州に強化制限令を発令■
イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は28日、新型コロナウイルス「Covid-19」感染者が急増している▽クランタン▽ネグリ・センビラン▽パハン——の3州の合計9カ所を4月29日から5月12日までの2週間、強化行動制限令(EMCO)に指定すると発表した。

アストラゼネカ製ワクチン、プログラムでの使用を見合わせ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種調整担当大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は28日、血栓ができる症例が報告されているアストラゼネカ製ワクチンについて、接種プログラムにおける使用を当面見合わせる方針を明らかにした

国民の間で懸念の声が上がっていることに配慮したもの。ただし購入分をムダにしないためにクアラルンプール(KL)とセランゴール州、サラワク州在住の希望者を対象に別のチャンネルを使って先着順に供給する。

アストラゼネカ製ワクチンについては、▽デンマーク▽ノルウェー▽アイルランド▽タイ——などが使用を停止しているが、先ごろアダム・ババ保健相は安全性が確認されているとして、第2フェーズにおいて60歳以上に投与する方針を明らかにしていた。

保健省ワクチン選定小委員会(JKKPCV)のカライアラス・M・ペリサミー議長も、血栓が確認された事例は稀だと指摘。英国医薬品医療製品規制庁(MHRA)と欧州医薬品庁(EMA)のデータに基づくと、今年3月以降に世界全体で約2,160万人がアトララゼネカ製ワクチンの接種を受けたが、血栓症を発症したのは168例しかなく、関連性も証明されていないと指摘。ベルギーなどではすでに使用を再開しているとした。

新型コロナの新規感染者数は3142人、2カ月ぶりに3千人台

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は28日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から3,142人増加したと発表した。2カ月ぶりに3,000人を上回った。アクティブ感染者数は2万6,719人で、累計感染者数は40万1,593人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,019人だった。それに▽クランタン州(523人)▽クアラルンプール(KL、440人)▽サラワク州(416人)▽ジョホール州(194人)▽ケダ州(120人)▽ペナン州(98人)▽サバ州(87人)▽ペラ州(69人)▽ネグリ・センビラン州(61人)▽マラッカ州(42人)▽トレンガヌ州(40人)▽パハン州(15人)▽プトラジャヤ(13人)▽ラブアン(4人)▽ペルリス州(1人)ーーが続いた。新たに1,822人が回復し、累計治癒者は37万3,397人となった。死者数は15人増えて、累計で1,477人となった。 保健省のノール・ヒシャム事務次官は27日、新たに11カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
うち4カ所が学校や教育機関で起きたクラスターだった。残りは職場とコミュニティでそれぞれ3カ所、1カ所は高齢者向け住宅で起きたクラスターだった。
セランゴール州で3カ所、KLとペナン州、クランタン州、ジョホール州、サラワク州、マラッカ州、ケダ州、ネグリ・センビラン州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。一方で新たに2カ所のクラスターが収束した。

1日当たりの新規感染者、5月中に5千人突破の恐れ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は、新型コロナウイルス「Covid-19」の1日当たりの新規感染者数が当初の予想を超えて増えており、5月中に再び5千人に達する見通しだと明らかにした。

全国の基本再生産数(R0)は1.12となっているが、今後は1.20を超す見通しだという。R0はクランタン州が1.32で最も高く、クアラルンプール(KL、1.23)、ジョホール州(1.21)も1.20を超えている。このほかセランゴール州(1.14)、マラッカ州(1.13)、サバ州(1.01)も1.00を超えて拡大傾向を見せている。

1日当たりの新規感染者数は年明けから上昇を続け、1月30日には過去最高の5,728人に達した。二度目の行動制限令(MCO2.0)が全国的に発令されたことで減少に転じていたが、4月に入ってから再び上昇に転じていた。