新型コロナの新規感染者数は3973人、セランゴール州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は11日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から3,973人増加したと発表した。アクティブ感染者数は3万8,499人で、累計感染者数は44万8,457人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,328人だった。それに▽サラワク州(512人)▽クアラルンプール(KL、483人)▽ジョホール州(384人)▽クランタン州(321人)▽ペナン州(187人) ▽ケダ州(174人)▽ペラ州(140人)▽ネグリ・センビラン州(126人)▽トレンガヌ州(93人) ▽パハン州(85人)▽マラッカ州(79人)▽サバ州(50人)▽プトラジャヤ(8人)▽ラブアン(3人)ーーが続いた。ペルリス州のみゼロだった。新たに2,848人が回復し、累計治癒者は40万8,236人となった。死者数は22人増えて、累計で1,722人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は10日、新たに19カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
職場で7カ所、宗教活動とコミュニティでそれぞれ5カ所、学校・教育機関で2カ所のクラスターが発生した。
セランゴール州で5カ所、ジョホール州で3カ所、ケダ州、ペラ州、サラワク州でそれぞれ2カ所、ペナン州、トレンガヌ州、クランタン州、サバ州、パハン州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。

厳しい制限令を12日付けで全国に拡大、6月7日まで

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ムヒディン・ヤシン首相は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大を防止するため、首都圏など地域ベースですでに実施している行動制限令(MCO)を5月12日より全国に拡大すると発表した。期間は6月7日まで。全国的なMCOは今年1月に発令して以来、3度目となる。
同日の国家安全委員会(NSC)会議で決定した。今回の制限令(MCO3.0)発令の理由としては、感染率の高いウイルス変異体の存在、公衆衛生システムの能力に対する制約の増大、一部での標準的運用手順(SOP)遵守率の低さ——が挙げられている。ムヒディン首相は「より深刻な第三波に直面している」と説明した。
州・地区を跨いだ移動、教育(国際的な試験受験を除く)、社会活動、スポーツ&レクリエーション(屋外で社会的距離を保って行なうジョギング、サイクリングなどを除く)は禁止される。ビジネス活動は今後も認められるが、管理職の出社を30%以下とし、後は在宅勤務とする。乗用車の乗員は運転手を含め3人までとする。
州・地区跨いだ移動や社会、教育、スポーツ活動に関する規定の有効期間は6月6日まで。その他の指示命令の有効期間は6月7日までとなる。
ムヒディン首相は再三にわたって全国規模のMCO発令はないと繰り返しており、イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)も8日に同様の発言を行なったばかり。
■通勤のための州・地区間移動、警察の許可は不要■
MCO指定地域における通勤目的の州・地区間の移動に関する許認可手続きを巡って混乱が起きている問題で、通産省と警察は9日にそれぞれ声明を出し、警察の許可は不要だと明らかにした。
通勤目的の州・地区間の移動の場合、必要となるのは通産省が発給した営業許可証及び雇用主からのレター、もしくは社員証だけが必要。警察から許可を取る必要はないという。
同問題を巡っては、イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)が8日に「警察の許可を得る必要がある」と発言したことで混乱が発生していた。

 

厳しい制限令、新たにバタワースやイポーなども対象

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 連邦政府は、新型コロナウイルス「Covid-19」感染が増加傾向にあるとして、10日付けで▽パハン州クアンタン地区▽ペナン州セベランプライ、バタワースなど▽ペラ州イポーなど——を新たに行動制限令(MCO)対象地域に加えると発表した。期間は5月23日まで。政府はまた、11日付けでジョホール州クルアンをMCO対象に加えると発表した。期間は5月24日まで。
MCO指定域が徐々に拡大されていることについて、イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は8日、全国一律のMCOを行なう予定はないことを強調。運用が開始された早期警報システム「動的評価に基づく感染多発地域特定(HIDE)」に基づき特定の地域にのみ発令する方針だと述べた。
今回のMCO発令期間中における標準的運用手順(SOP)では、当初ほとんどすべてのスポーツ・レクリエーション活動が禁止と発表されたが、青年スポーツ省はその後、ジョギング、サイクリングなど屋外の社会的距離を置いた活動については認めると変更した。ただしゴルフについては禁止となっている。
サブリ大臣はまた、5月10日から6月6日までの4週間、すべての州跨ぎの移動について警察からの許可がない限り禁止すると発表した。同期間中はまた、大人数が集まる社会、教育、経済活動についても禁止される。

新型コロナの新規感染者数は3807人、セランゴール州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から3,807人増加したと発表した。アクティブ感染者数は3万7,396人で、累計感染者数は44万4,484人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,149人だった。それに▽サラワク州(649人)▽クランタン州(329人)▽クアラルンプール(KL、320人)▽ジョホール州(257人)▽ペナン州(245人) ▽ケダ州(224人)▽ネグリ・センビラン州(144人)▽ペラ州(119人)▽サバ州(96人)▽トレンガヌ州(93人)▽マラッカ州(88人) ▽パハン州(77人)▽プトラジャヤ(11人)▽ペルリス州(3人)▽ラブアン(3人)ーーが続いた。新たに3,454人が回復し、累計治癒者は40万5,388人となった。死者数は17人増えて、累計で1,700人となった。 保健省のノール・ヒシャム事務次官は9日、同日に確認された死亡者数が26人となり、過去最高となったと発表。また新たに13カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
職場とコミュニティでそれぞれ5カ所、宗教活動で2カ所、学校・教育機関で1カ所のクラスターが発生した。
ペナン州で3カ所、セランゴール州、ジョホール州、サラワク州でそれぞれ2カ所、ネグリ・センビラン州、クランタン州、ペラ州、トレンガヌ州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。一方で6カ所のクラスターが収束した。

感染多発地域特定システム運用開始、150カ所に閉鎖命令

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大防止に向けた早期警報システム「動的評価に基づく感染多発地域特定(HIDE)」の運用が開始され、7日後にホットスポット(感染多発地点)になる可能性が高いと予測される150カ所超のリストが8日にはじめて発表された。リストは毎日更新するとしている。

リストに載った場所を地域別でみると、多い順で▽クアラルンプール(KL)66カ所▽セランゴール州54カ所▽ジョホール州9カ所▽ペナン州5カ所▽サラワク州4カ所——となっており、ペラ、クランタン、サバの3州とプトラジャヤがそれぞれ3カ所、マラッカ、ネグリ・センビランの2州がそれぞれ1カ所となっている。69%に当たる105カ所がショッピングセンターやスーパーマーケット、食品店、ミニマートなどが占めている。

■リスト上の地点、9日から3日間閉鎖■

HIDEの発表を受けイスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、リストにあるホットスポットに対し、9日から11日まで3日間の閉鎖を命じた。

閉鎖を命じられた主なショッピングモールは▽スリアKLCC▽ワン・ウタマ▽バングサ・ショッピングセンター▽ミッドバレー・メガモール▽パビリオンKL▽1モントキアラ▽パブリカ▽サンウェイ・ピラミッド▽スバン・パレード——など。

ただし鉄道駅や交通ターミナルなどはリストにあっても閉鎖されない。公共交通機関も通常通りに運航される。リストには軽便鉄道(LRT)KLセントル駅、KLCC駅、マスジット・ジャメ駅が含まれている。

新型コロナの新規感染者数は4498人、3カ月ぶりに4千人超

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は7日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から4,498人増加したと発表した。アクティブ感染者数は3万4,789人で、累計感染者数は43万2,425人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,424人だった。それに▽サラワク州(750人)

▽クアラルンプール(KL、436人)▽ジョホール州(327人)▽ペナン州(313人) ▽クランタン州(297人)▽ケダ州(209人)▽ネグリ・センビラン州(188人)▽サバ州(153人)▽ペラ州(148人)▽トレンガヌ州(87人)▽パハン州(78人)▽マラッカ州(74人) ▽プトラジャヤ(8人)▽ペルリス州(4人)▽ラブアン(2人)ーーが続いた。新たに3,449人が回復し、累計治癒者は39万6,004人となった。死者数は22人増えて、累計で1,632人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は6日、新たに14カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
工場や飲食店、市場、行政センターなどの職場で8カ所、コミュニティと学校・教育機関でそれぞれ2カ所、医療センターや宗教活動でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した
セランゴール州で4カ所、ペラ州、ジョホール州、クランタン州でそれぞれ2カ所、ネグリ・センビラン州、サバ州、パハン州、ケダ州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。一方で7カ所のクラスターが収束した。

新型コロナの新規感染者数は3551人、セランゴール州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は6日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から3,551人増加したと発表した。アクティブ感染者数は3万3,762人で、累計感染者数は42万7,927人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,137人だった。それに▽クアラルンプール(KL、477人)▽サラワク州(391人)▽クランタン州(326人)▽ペナン州(305人)▽ジョホール州(258人)▽ペラ州(137人)▽ケダ州(112人)▽パハン州(97人)▽ネグリ・センビラン州(85人)▽マラッカ州(82人)▽サバ州(69人) ▽トレンガヌ州(58人)▽プトラジャヤ(12人)▽ペルリス州(3人)▽ラブアン(2人)ーーが続いた。新たに2,709人が回復し、累計治癒者は39万2,555人となった。死者数は19人増えて、累計で1,610人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は5日、新たに20カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
建設現場やサービス会社、行政センター、工場、飲食店などの職場で8カ所、コミュニティで6カ所、学校・教育機関で4カ所、宗教活動に関連して2カ所のクラスターが発生した。
サラワク州では4カ所、KL、セランゴール州、パハン州、ジョホール州でそれぞれ3カ所、クランタン州で2カ所、ペラ州、マラッカ州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。一方で14カ所のクラスターが収束した。

KLやジョホール州でも制限令強化、7日から20日まで

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は5日に声明を発表し、5月7日から20日までクアラルンプール(KL)全域、ジョホール、ペラ、トレンガヌ3州の一部を対象に行動制限令(MCO)を発令すると明らかにした。
対象地域はジョホール州が▽ジョホールバル▽クライ▽コタティンギ——の3地区、ペラ州が▽タイピン▽ラルート・マタン▽セラマ——の3地区、トレンガヌ州がフルベスット準地区を除くベスット地区の14準地区。
KLでは4月1日から27日までに17のクラスターが発生。ジョホール州の3地区はすべてレッドゾーンとなっており、集中治療室の病床は70%埋まっているという。またトレンガヌ州ベスット地区では15のクラスターが発生している。
飲食店や屋台、食品店は午前6時から深夜零時まで営業可能だが、テイクアウトのみ。スーパーマーケット、コンビニ、薬局、給油所は午前6時から午後10時までとなる。
5日は全国で370人が標準的運用手順(SOP)違反で摘発された。最も多かったのは入店登録を行なわなかった(237人)で、これにマスク非着用(60人)、ナイトクラブやパブ出入り(33人)、社会的距離をとらかなかった(22人)と続いた。

新型コロナウイルスとの戦い、変異株が新たな課題に

【ペタリンジャヤ】新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されたが、陽性反応者の数は高水準が続いており、医療の専門家は、変異株の発生でウイルスとの戦いはさらに厳しいものになると懸念している。
「Covid-19ワクチン独立諮問委員会」のアワン・ブルギバ委員長は、変異株は感染力が高い可能性があり、感染者が増えれば入院が必要な人が増え、医療システムにさらに重圧がかかると述べた。
アワン・ブルギバ氏は、DNAの塩基分析(シークエンシング)があまり行われていないことがマレーシアの弱みで、感染の急拡大を引き起こしているのが新たな変異株であるのかの判断ができないと述べた。
その上で、さらに多くの変異株がマレーシアにもたらされる可能性を指摘。外国からの入国者に対する隔離期間を元の14日にもっと早く戻すべきだったと主張した。
(ザ・サン、5月5日)

規制強化のセランゴール州6地区、店内飲食を禁止

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 セランゴール州のアミルディン・シャリ首相は5日に記者会見を開き、6日付けで行動制限令(MCO3.0)が発令される州内6地区を対象に飲食店内での飲食を禁止すると発表した。

店内飲食が新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大の一因となっていると判断した。各ホテルで開催されているラマダン(断食月)ブッフェも禁じられる。ただしテイクアウトは認められる。営業時間は午前6時から深夜零時まで。雑貨店や給油所の営業時間も午前6時から深夜零時までとなる。

また8日からは、州内すべての仮設ラマダン・バザールの営業も禁止する。

アミルディン州首相によると、過去1週間に報告された新規感染者のうち10—15%が職場での感染だった。

MCOの対象となるのは、▽ペタリン▽クラン▽フル・ランガット▽ゴンバック▽セパン▽クアラ・ランガット——の6地区。その他の▽サバク・ベルナム▽クアラ・セランゴール▽フル・セランゴール——の3地区はこれまで通り、条件付き行動制限令(CMCO)に指定される。

セランゴール州教育局は5日、6地区におけるMCO発令をうけ州内のすべての学校のスクールホリデーの日程を2日前倒しすると発表した。すべての学校の休暇は5月6日からハリラヤ明けの16日まで休校となる。当初の予定ではセランゴール州の休暇は5月8日からとなっていた

■濃厚感染の在宅隔離者、近く監視装置装着義務化へ■

イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は4日、濃厚感染者に指定され在宅隔離を命じられた個人について、近く監視装置の装着を義務づける方針であることを明らかにした。監視装置の詳細については明らかにしていない。