【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は3日、国家復興計画(NRP)における第1フェーズ(完全ロックダウン)にある▽ペルリス▽ペラ▽クランタン▽トレンガヌ▽パハン——の5州が5日から第2フェーズに移行すると発表した。
次のフェーズへの移行条件となる基準をクリアすれば、全国一律でなくても州ごとに移行を認めるとする国家安全委員会(NSC)の決定を受けたもの。第2フェーズでは▽書店・文具店▽パソコン・通信機器販売▽家電製品▽洗車場▽理髪店(カットのみ)▽農産品市場▽朝市▽ジョギングやサイクリング、ゴルフなどの個人スポーツ——などが認められる。
また必需品・サービスの出勤社員の上限を60%から80%に引き上げる。ただし単身赴任社の相互訪問(警察の許可が必要)や受験のための教師や生徒の移動を除き、地区・州を越えた移動は依然、禁じられる。
NRP第1フェーズから第2フェーズに移行するための指標は▽新規感染者数が1日平均4千人以下になること▽ICU稼働率を中程度に下げるなど公共衛生システムの危機的状況から脱すること▽総人口の10%のワクチン接種完了——となっているが、ワクチン接種などの感染対策が進んで感染が抑えられている州からは感染が多い州と同様に規制されるのは不公平との声が上がっていた。

スポンサードリンク