【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ムヒディン・ヤシン首相は、5日の新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種回数が31万3,761回に達し、1日当たりの接種回数目標の30万回を突破したと発表。ワクチン接種プログラムが順調に進んでいると強調した。
7月中の接種目標30万回は6月15日に発表された国家復興計画(NRP)に盛り込まれたもので、8月の目標は40万回となっている。1日の接種回数は6日にはさらに34万43回に増加した。
7月5日までにワクチン接種の1回目を終えた人は658万5,002人、2回目を終えた人は273万5,474人に達した。総人口3,272万人のうち20.14%が1回目、8.37%が2回目の接種をそれぞれ終えた計算になる。
1回目に接種を受けた人数は州別ではサラワク州が123万人と最も多く、これにクアラルンプール(KL)が119万人、セランゴール州が114万人で続いた。2回目の接種を終えた人数はセランゴール州が36万7,895人と最も多く、これにサラワク州が32万6,285人、ジョホール州が29万8人で続いた。