【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)は16日、マレーシア保健省にワクチン保冷用運搬ボックス50台と保管用冷蔵庫10台を寄贈したと明らかにした。
寄贈するのはパナソニック製の保冷用運搬ボックス50台(52万5,000リンギ相当)とPHC製の保管用冷蔵庫10台(26万9,250リンギ相当)。いずれも日本製で、ワクチン接種センター(PPV)で使用される。
同日には保健省にて贈呈式が行われ、JACTIMの児島大司会頭、在マレーシア日本大使館の岡浩大使、マレーシア保健省のアダム・ババ大臣が出席した。アダム大臣は「大変ありがたく感じている。有効に活用したい」と感謝の意を示した。
JACTIMは声明の中で、マレーシアにおける新型コロナウイルス感染拡大の状況およびマレーシア政府からの要請を踏まえたもので、日本の技術と信頼性を活かしたワクチン保冷用運搬用ボックスや保管用冷蔵庫を寄付することで、新型コロナウイルスの感染の収縮、経済活動の再開を図りながら、日系企業としてのマレーシア社会への貢献を行うとしている。