【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は20日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から4,008人増加し、4日ぶりに再び4千人台となったと発表した。アクティブ感染者数は4万1,087人で、累計感染者数は16万9,379人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,391人だった。それに▽クアラルンプール(KL、513人)▽ジョホール州(470人)▽サバ州(406人)▽サラワク州(203人)▽ネグリ・センビラン州(176人)▽ペラ州(170人)▽ケダ州(142人)▽マラッカ州(132人)▽ペナン島(124人)▽クランタン州(121人)▽トレンガヌ州(81人)▽パハン州(52人)▽プトラジャヤ(23人)▽ペルリス州(3人)▽ラブアン(1人)ーーが続いた。新たに2,374人が退院し、累計治癒者は12万7,662人となった。死者数は11人増えて、累計で630人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は19日、新たに9つのクラスターを確認したと明らかにした。

セランゴール州の刑務所「ジャラン・スンガイ・ジェロク」クラスターで217人の陽性を確認。KLの繊維会社「ジャラン・マスジド」クラスターで16人に陽性反応が出た。ジョホール州の職場「ジャラン・タルカ」、「タマン・サヨン・ピナン」、「スリ・ガディン」クラスターでそれぞれ38人、18人、7人の陽性を確認。サラワク州での結婚式「ラクト」クラスターで10人、ケダ州「クパン」クラスターで14人、トレンガヌ州の教育機関「ケボル・アイル」クラスターで18人、パハン州とセランゴール州をまたいで家族の会合で発生した「ランタウ・チェンパカ」クラスターで14人に陽性反応が出た。