【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール(KL)事務所は、12月2、3日に「日本酒オンライン商談会&試飲会 2021」を開催する。
日本酒造組合中央会(JSS)との共催で、マレーシアにおける日本酒の普及と販路開拓を目指す。マレーシア未参入の日本酒蔵元9社と日本酒輸入業者6社との間で合計37件の商談会を行うほか、ウェブ会議システムを使ったオンライン試飲会を併催し、商品への理解の深化と購買意欲の向上を狙うとともにマレーシアの有名レストランや酒ソムリエを招待し、日本酒の認知度向上を目指す。
試飲会にはマレーシア側から28社が参加する。日本側から参加する蔵元は▽平田酒造▽萬屋醸造▽宗玄酒造▽諏訪酒造▽中野BC▽浪花酒造▽野村醸造▽水口酒造▽八千代酒造ーーの9社。
ジェトロKLは、日本からマレーシアへ輸出されるアルコール飲料の3分の1以上を占める日本酒の輸出額が新型コロナ禍の2020年においても増加しており、今後もマレーシアにおける日本酒マーケットの拡大が期待されるとしている。