【クラン】 日本製鉄が出資する鋼板メーカーのNSブルースコープ・マレーシアは、セランゴール州カパルで、メガソーラー(大規模太陽光発電所)「NSブルースコープ・サンフィールド」の建設を開始した。発電能力は700万7,364キロワット時(kWh)。
NSブルースコープは、1,600万リンギを投資し、3万3,930平方メートルの土地に9,629枚の太陽光パネルを設置する。2022年5月に完成する予定だ。
同社は、鉄鋼業者という強みを活かして、クリーンエネルギーを少なくとも25年間生産することができると説明。化石燃料を使用した発電方法に比べて二酸化炭素排出量を大幅に削減できるとした。同社は他にも太陽光LED街路灯や雨水収穫装置、排水処理装置、再生熱酸化装置(RTO)の設置なども実施していると説明。今後はグリーン・スマート・オフィスや電気自動車(EV)充電施設の設置なども計画していると明らかにした。
(ベルナマ通信、12月16日)