エアアジア、社名を「キャピタルA」に変更へ

【ペタリンジャヤ】 格安航空エアアジア・グループは社名を「キャピタルA」に変更することを検討している。
同社が3日付けでブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)宛てた声明によると、新社名「キャピタルA」はマレーシア会社委員会(SSM)により承認され、12月28日付けで同社向けに確保された。後日開催される株主総会での承認を経て正式変更が行なわれるが、承認された場合、SSMによる新社名登録通知発行日から新社名が有効になるという
エアアジアは、2021年12月、既存株主を対象とした株主割当増資を実施し、約9億7500万リンギを調達している。
トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、民間航空史上最も困難な2年間を経て、ようやく終わりが見えてきたと強調。運航ができなかった期間を利用して、コストの抑制やネットワークの最適化、機材戦略などに取り組み、すべての市場でスリムかつ強力な空運のための強固なプラットフォーム構築を目指し、会社運営をあらゆる側面から見直したと述べた。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月4日、フリー・マレーシア・トゥデー、1月3日)

2021年1ー9月の投資認可額、51.5%増の1778億リンギ

【ペタリンジャヤ=マレーシアBIZナビ】 マレーシア投資開発庁(MIDA)は12月23日、2021年1ー9月の直接投資額(認可ベース)が1,778億リンギとなり、前年同期比51.5%増となったと発表した。投資件数は3,037件で、7万9,899人の雇用創出が見込まれている。
総投資額の58.4%(1,039億リンギ)を製造業、32.5%(578億リンギ)をサービス業、9.1%を第一次産業(161億リンギ)が占めた。
外国直接投資(FDI)は、総投資額の約60%となる1,061億リンギだった。上位5カ国は、シンガポール、中国、豪州、日本、オランダで、上位5カ国だけでFDIの85.3%(906億リンギ)を占めた。日本からは太陽誘電が、サラワク州クチンにおいて積層セラミックコンデンサ新工場を建設すると発表した。
一方で、国内直接投資(DDI)は717億リンギで、総投資額の40.3%を占めた。上位の投資は、ケダ州、サラワク州、クアラルンプール、セランゴール州、パハン州で、DDI総額の75.8%にあたる1,348億リンギを占めた。
産業別では、製造業において522件(1,039億リンギ)が認可され、前年同期比で60%増となった。好調を牽引したのはFDIで、前年同期と比較して133.5%増となり、製造業への投資額の88.3%(917億リンギ)を占めた。DDIは122億リンギ(11.7%)となった。製品別では、▽電気・電子製品(643億リンギ)▽金属加工品(140億リンギ)▽ゴム製品(54億リンギ)▽基礎金属製品(52億リンギ)▽食品製造(46億リンギ)▽化学品・化学製品(41億リンギ)▽科学・計測機器(21億リンギ)▽輸送機器(9億8,080万リンギ)ーーの8製品で96.8%を占めた。
アズミン・アリ上級相(兼通産相)は、2021年12月10日時点で523件、金額にして372億リンギ規模の案件が寄せられていると言明。2022年については明るい見通しを持っているとした。

全国的な洪水でいまだ1.5万人が避難生活

【クアラルンプール】 昨年末から全国各地で起きている洪水により、1月3日夜の段階でジョホール、パハン、マラッカ、ネグリ・センビラン、セランゴール、サバ、トレンガヌ  の7州で約1万5,000人が避難生活を続けている。
ジョホール州では、3日夕方時点で4,278人だった避難民が午後8時の時点で4,737人に、さらに翌4日午前には5,479人に増加した。セガマットやメルシン、コタティンギ、タンカック、ムアル、バトゥパハなど7地区が洪水被害を受けている。
パハン州では、2,572人いた避難民の数が3日夕刻には2,438人に減少したが、4日朝には2,564人に増加に転じた。テメルロー、クアンタン、マラン、ロンピン、ジェラントゥットなどで避難民が多く出ている。午前8時時点で州内の17本の道路が通行止めとなっている。
マラッカ州では、避難民は3日午後4時時点での2,621人から午後8時には2,591人にわずかに減少したが、4日午前8時には2,674人に再び増加した。アロー・ガジャで994人、ムラカ・テンガで1,425人が避難している。
ネグリ・センビラン州でも2,073人いた避難民が3日夜には1,967人となり、4日午前8時には1,795人に減少。セランゴール州では、ランガット地区で40人が変わらず避難生活を続けている。
サバ州では3,329人から3,310人に減少。第二波に見舞われているトレンガヌ州では、午後9時時点で10人だった避難民が19人に増加している。
(ベルナマ通信、1月3、4日)

ホンダマレーシア、SP規格のエンジンオイルの販売開始

【ペタリンジャヤ=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは12月28日、新たにSP規格のエンジンオイルの販売を開始したと発表した。
これまで販売していたSN規格からSP規格にリニューアルした。SP規格は米国石油協会(API)が2020年5月に定めたエンジンオイルの最新規格。エンジン内で起きる異常な燃焼の原因となる「低速早期着火(LSPI)」が起きにくいオイルとなっている。
ニューアルしたのは、「SP 10W-30」、「SP 5W-30」、「SP 0W-20」。「SN 0W 30」については、「シビックタイプR」などの高性能エンジン向けに販売を継続する。
ホンダは、アフターセールス・サービスの満足度向上とホンダ車を持つ喜びを味わってもらうために努力していると説明。SP規格のオイルを使用することで、エンジン効率を最大限に高め、エンジンの寿命を伸ばすことできるとした。

新型コロナの感染者数は2842人、ワクチン接種率は78.5%に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は4日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,842人だったと発表した。累計感染者数は276万9,886人となった。
3日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,562万3,153人で、接種率は78.5%だった。18歳以上の成人接種者数は2,286万4,655人で、接種率は97.7%。ブースター接種完了者は662万7,119人で、接種率は20.3%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は3日連続で0.99となった。1.00を上回ったのはジョホール州とクランタン州だった。
3日には3,535人が回復し、累計治癒者は269万5,751人。死者数は28人増え、累計で3万1,560人となった。アクティブ感染者は、前日から873人減少し3万9,733人。うち81.9%が自宅、9.0%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.4%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに3カ所のクラスターの発生を確認。パハン州で2カ所、サバ州で1カ所で発生した。これまでに確認されたクラスターは6,137カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は206カ所に減った。