【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(本社・東京都渋谷区)が展開する書店チェーン「蔦屋書店」のマレーシア1号店が、今年第1四半期にもクアラルンプール(KL)にオープンする。「蔦屋書店」の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国への出店はこれが初めてとなる。
「蔦屋書店」(英名・ツタヤ・ブックス)マレーシア1号店の出店場所はクアラルンプール(KL)市内に昨年12月にオープンしたばかりの大型ショッピングモール「パビリオン・ブキジャリル」内で、売り場面積は2,650平方メートル超。書店、文具・雑貨、アートを取り扱うほか、カフェやアクティビティエリアを併設する予定だ。”Cultivate Lifestyle & Culture”をコンセプトにしたライフスタイル提案型の大型複合書店となる。
カルチュア・コンビニエンス・クラブは双日(本社・東京都千代田区)と設立した合弁会社、ツタヤ・ブックス・マレーシアを通じて、マレーシアでフランチャイズ展開を図る。マレーシア1号店の運営は、マレーシアの不動産会社グローバル・オリエンタルの子会社、パビリオン・トレーディング・エンタープライズ傘下のプレミア・スタイル・トレーディングが手掛ける。合弁会社は、マレーシア1号店の企画・運営に注力し、他のASEAN加盟国への出店拡大も視野に入れながら、現地における「蔦屋書店」の出店を主力事業として推進していく。