【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】  人材調査会社の英ECAインターナショナルが発表した外国人駐在員の生活費に関する調査結果によると、クアラルンプール(KL)の生活費の高さは総合163位で、前年より6ランクダウンした。
ECAインターナショナルのアジア地域担当のリー・クイーン氏によると、1年前と比べてガソリンの価格が49%上昇した。しかし、安い家賃やリンギ安がその影響を相殺したことで、インフレ率の上昇を抑えることができ、ランクはダウンした。
最も物価が高かったのは香港で、前年と同位を維持した。2位はニューヨーク、3位はジュネーブ、4位はロンドン、5位は東京だった。東南アジアからはシンガポールが13位に入った。
同調査は、世界460都市を対象に家賃、光熱費、乗用車購入、教育費を含まない生活費を調査し集計したもの。