【クアラルンプール】 UMWトヨタ・モーターは、9月の販売台数が前年同月比15%、前月比1.6%ともに増加し、9,233台となったと発表した。うち9,098台がトヨタ・ブランド、残りの135台がレクサス・ブランドで、それぞれ前月の9,091台、130台を上回った。

新型コロナウイルス「Covid-19」拡大抑制のために実施されたロックダウンにより大幅に落ち込んだ昨年からの反動で、年初9カ月の累計販売台数は前年同期比54%増の7万872台となった。

UMWトヨタのラビンドラン・クルサミー社長は、増産やタイムリーな納車を目指し、販売・アフターサービスを強化する「エクストラマイル」を実践していくとした。

同社は、昨年2月にマレーシア市場に投入した「ハリアー2.0Lラグジュアリー」の2022年改良版の予約受付を開始した。改良版では「ハリアー」の高級感や信頼性をさらに高め、パノラミックビューモニターやプリクラッシュセーフティなどの事故予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティセンス」の改善を行った。また新バリアントとして特別仕様車としてレッドメタリックを追加したという。価格は27万4,000リンギから。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ポールタン、10月11日、UMWトヨタ・モーター発表資料)