【クアラルンプール】 UMWトヨタ・モーター(UMWT)は、7人乗り多目的車(MPV)「ヴェロズ」の発売を開始した。

ダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)が7月に発売した二代目「アルザ」の姉妹車で、セランゴール州ラワン工場で現地組立(CKD)を行う。排気量1,496ccの2NR-VE4気筒エンジンと7速の無段変速機(CVT)を搭載。安全機能「トヨタ・セーフティ・センス(TSS)」や電動パーキングブレーキ(EPB)を搭載した。ボディカラーは黒いルーフとシルバー・メタリックもしくはブルー・メタリックのツートンカラー2色と、ホワイト、レッド・メタリック、メタリック・ブルイッシュ・ブラックを含む全5色を用意。ツートンカラーの追加料金は1,300リンギ。

保険なしの価格は9万5,000リンギで、5年間走行距離無制限の保証が付く。車両テレマティクス・システム(VTS)の3年間の契約が含まれており、万が一盗難にあった場合、センターがGPS信号を介して車両の位置を特定し、関係当局に回収を依頼できる。
UMWTは、「ヴェロズ」発売を記念し、キャッシュバックや4,000リンギ相当のアクセサリープレゼント、月額支払い515リンギ以上からの自動車ローンなどの年末キャンペーンを実施する。

ラビンドラン・クルサミー社長は、「ヴェロズ」は品質、先進機能、広い室内空間を備え、最高の運転体験や内外装のプレミアム感を提供するとし、6月の予約受付開始後、6,000台以上の予約を受けており、関心の高まりが伺えると述べた。
(ポールタン、10月18日、UMWトヨタ・モーター発表資料)