【クアラルンプール】 高級輸入食料品店「フード・マーチャント」の2号店が15日、クアラルンプール(KL)中心部の複合施設「パビリオン・エンバシー」1階にオープンした。1号店は昨年12月、KL郊外のショッピングモール「パビリオン・ブキ・ジャリル」にオープンしている。

「国際的な高級食料品店を手頃な価格で提供する」をコンセプトに、豪州、南アフリカ、韓国、タイ、米国などから空輸された新鮮な食材、高品質の肉類、シーフード、高級食料品も幅広く取り揃え、魚介類や肉類、果物のカットサービスも提供する。ノンハラル(豚肉およびアルコール)コーナーでは、自家製ソーセージを好みに応じて自分で盛り合わせることも可能。屋外のダイニングエリアでは、ポークカレーパフやチャーシュー、焼き菓子などを楽しめる。併設のレストランは11月にオープンを予定しており、ステーキやロブスター、魚介類などを提供するという。営業時間は毎日午前8時ー午後10時。10月末までオープン記念セールを実施し、10月20日ー11月10日には300リンギ以上の購入で果物と野菜のセットをプレゼントする。

レオン・ペイキム最高執行責任者(COO)は、フード・マーチャントでは、店内購入付き添いや購入品の一時預かりなど、顧客の利便性を高めるサービスやクーポンなどの特典を提供する会員アプリを提供していると述べた。
(ザ・スター電子版、10月18日)