【クアラルンプール】 レストラン・チェーンを国内展開するレベニュー・バレーは、来年10店舗をオープンする予定だ。

同社は、バーベキュー・リブ専門店の「トニーローマ」、シーフード料理の「マンハッタン・ フィッシュマーケット(MFM)」、ステーキの「NYステーキシャック」、マレーシア料理の「ダポーラ」、ストリートフードの「ナイスキャッチ」などを展開している。

チャン・レクソン最高経営責任者(CEO)は、国営ベルナマ通信の取材に対し、トニーローマはマレー半島で今後2ー3店舗、MFMとNYステーキシャックを全国で7ー8店舗出店する予定だと説明。また、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大時は、既成概念にとらわれない考え方をすることを教えてくれ、店内飲食が可能になった今は、食品・飲料メーカーは、ブランドをリセットし若返らせ、顧客サービスを向上させる良い機会が得られていると述べた。

トニーローマは、1972年に米国フロリダ州に旗艦店を開設したのが始まりで、今年世界展開50周年を迎えた。マレーシアでは2006年に初のフランチャイズ店舗をオープンし、現在では全国に9店舗を展開。レベニュー・バレーは、8カ国でレストラン70カ所以上を所有・運営しており、国営プライベートエクイティ企業エクイティ・ナショナルが85.8%の株式を保有している。
(ザ・サン、10月26日、ベルナマ通信、10月25日)