【セパン】 電力会社テナガ・ナショナル(TNB)の太陽光発電部門であるGSPARXは12日、イオン・カンパニー(M)との間で再生可能エネルギー(SARE)供給契約を交わした。イオンが運営するイオンモールやイオンビッグの店舗に太陽光発電(PV)設備を設置する。

契約の下でGSPARXは、25年間にわたりイオンモールとイオンビッグの店舗40カ所に、総発電容量7万7,000キロワットピーク(kWp)のPVシステムの設置、メンテナンスを行う。SARE契約に先駆けて、GSPARXは昨年10月に、クアラルンプールのワングサ・マジュにある「アルファ・アングル・モール」の屋上と駐車場にPVシステムを設置しており、今年を第1期として11カ所でPVシステムを設置し、来年の第2期では29カ所で設置する計画だ。

40カ所全てで設置後の太陽光エネルギー供給量は年間99メガワット時(MWh)となり、年間7万メートル・トンを超える二酸化炭素排出量を相殺できることになるという。
(ザ・サン、4月13日、ベルナマ通信、マレーシアン・リザーブ、4月12日)