【クアラルンプール】 マレーシア気象局は、9月19日にモンスーン移行期に入り、11月まで続くと予想されるとして、大雨と強風に注意するよう呼び掛けた。

気象局によると、モンスーン移行期に入ることは5月15日に始まった南西モンスーンの終わりを意味する。北東モンスーンに変わるまでのモンスーン移行期には、さまざまな方向からの弱い風に見舞われ、雷雨が発生しやすくなり、たびたび短時間の大雨と強風を伴う。こうした現象は主に半島部西海岸と内陸部、サバ州西部、サラワク州西部および中部のほとんどの地域で午後遅くから夕方にかけて発生し、鉄砲水が発生する恐れがあるという。

気象局は国民に対し、モンスーン移行期間中はより警戒し、公式ウェブサイトや、モバイルアプリ「myCuaca」、公式ソーシャルメディアを通じて気象局が発する天気予報や警報に常に注意を払うよう呼びかけた。ホットライン(1-300-22-1638)でも問い合わせに応じるとしている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月15日、エッジ、ベルナマ通信、9月14日)