【クチン=アジアインフォネット】 サラワク州のアバン・ジョハリ首相は、同州議会(定数82)を26日付けで解散すると発表した。州議会の本来の任期満了は2027年2月だが、連邦憲法の規定で解散から60日以内に選挙を開催する必要があるため、年内に選挙が行われる見通しだ。

同州与党連合・サラワク政党連合(GPS)の支持率が高く、有利かつ戦略的なタイミングで選挙を行うために早期解散を決めたとみられる。改選前の議席は、国民戦線(BN)や統一プリブミ党(PPBM)の支援を受けたアバン州首相率いるGPSが79議席を占めている。

与党連合の構成各党の議席は、サラワク・ブミプトラ保守党(PBB)が47議席、サラワク統一人民党(SUPP)が13議席、サラワク国民党(PRS)が11議席、進歩民主党(PDP)が8議席となっており、このほか親政府系の無所属が1議席、野党は国政与党連合・希望同盟(PH)の構成党である民主行動党(DAP)が2議席となっている。

サラワク州議会は今年7月、議員定数を現在の82人から99人に大幅に増やす法案を圧倒的過半数の賛成で可決したが、選挙委員会(EC)による区割り改定手続きや連邦議会での承認などの手続きが間に合わないため従来の82議席で争われることになる。

サラワク州議会選挙日程は後日、選挙委員会が決定することになる。