TKインターとメガグローバル、ビジネス交流サイトを共同運営

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日系TKインターナショナルは7日、マレーシアの週刊日本語フリーペーパー「ウイークリーMタウン」を発行するメガ・グローバル・メディア・マレーシアとの間で、TKインターナショナルが所有、運営するウェブサイト「マレーシア・ビジネス・コネクション」(URL: https://connection.com.my/)を共同で運営することに合意したと発表した。
「マレーシア・ビジネス・コネクション」はTKインターナショナルが2019年2月に開設したビジネス交流サイト。主にマレーシア進出企業およびマレーシア進出を検討している企業を対象として、マレーシアでのビジネスに関する専門的な情報を日本語で発信することで利用者を増やし、2020年9月現在では、月間平均1.5万人が利用するウェブサイトとなり、マレーシアの日本語によるビジネスウェブサイトとして最大規模となった。
TKインターナショナルはメガ・グローバル・メディアと共同で「マレーシア・ビジネス・コネクション」サイトを運営することにより、利用者の利便性を高めるだけではなく、コロナ禍の影響で展示会や商談会など物理的な交流機会が制限されるなか、マレーシアに進出されている企業、および今後マレーシアに進出される企業とのオンライン上での交流機会を増やし、より多くの日系企業のビジネス発展に貢献するオンライン交流サイトへと進化させていく方針だ。

エアアジアが資金調達へ、日本からの撤退を検討

【クアラルンプール】 アジアを代表する格安航空会社、エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)はロイター通信との会見で、経営基盤強化のため年内に25億リンギの資金を調達すると明らかにした。日本からの撤退も検討しているという。
銀行から15億リンギの融資を得て、投資家から10億リンギを調達する方針で、非公開株投資会社、戦略的投資家など内外の複数の企業と交渉を持っており、調達には自信があるという。
中部国際空港セントレアを拠点とする日本法人、エアアジア・ジャパンについて「手持ち資金が山ほどあれば日本業務を継続できるが、真剣に撤退を考えている。近く結論を出す」と語った。エアアジア・ジャパンは仙台、新千歳への運航を停止していたが、8月に再開した。エアアジアの外国法人では最も規模が小さい。
インド・タタ財閥との合弁は現在のところ手を付けない。しかし東南アジア業務に注力する方針で、この過程でインドから撤退することもあり得るという。
航空・旅行情報のアジア太平洋アビエーション・センター(CAPA)によれば、エアアジアのマレーシア、タイ業務はウイルス禍を乗り切れるが、日本、インド、インドネシア、フィリピン業務は経営維持が困難だという。
(エッジ、9月7日)

JTB、5日間のオンライン就業体験プログラムを開催

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 JTBグループの目的型旅行(SIT)に特化したJTBガイアレック(本社・東京都豊島区)は、将来国際的に活躍するグローバル人材育成を後押しすべく、日本とマレーシアをオンラインでつないで行う5日間の就業体験プログラムを9月1日から発売すると発表した。
JTBマレーシア・クアラルンプール(KL)支店とオンラインでつなぎ、現地スタッフおよびマレーシア政府観光局(ツーリズム・マレーシア)によるレクチャー&ワークショップでマレーシア旅行の需要やムスリム旅行に必須のハラル(イスラムの戒律に則った)市場について学ぶことができる。同プログラムでは旅行業の視点から「社会課題に対する関心と教養」、「コミュニケーション能力」、「問題解決力」などの国際的素養を身に着けることを目的としている。
参加費用は2万5,000円。▽11月2ー6日(申し込みは10月2日まで)▽2021年2月15ー19日(同2021年1月25日まで)▽2021年3月1ー5日(同2021年1月29日まで)▽2021年3月15ー19日(同2021年2月12日まで)ーーのスケジュールで、4回開催する。最少催行人員は5人で、18歳以上が対象。参加にはウェビナーツールの「ズーム」または「マイクロソフト・チームズ」をインストールする必要がある。

美濃焼のフィールド、伊勢丹KLCCで販売開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 岐阜県南部の伝統陶磁器である美濃焼の輸出商社、フィールド(本社・岐阜県土岐市)は、27日からクアラルンプール(KL)の伊勢丹KLCC店で一般家庭で使う美濃焼の食器の販売を開始した。

 平皿や深皿、丼、鉢など27種類の食器を8.25—34.5リンギで販売する。今後の本格販売に先駆けてブランド力のある伊勢丹デパートをショーケースとして、マレーシア人消費者に対するブランド認知度を高める。
フィールドは美濃焼の製造大手、フタダの子会社。工場から出荷価格で海外に出せるのが強みで、中国・上海、広州、米国、南米、韓国向けに毎週20フィートコンテナ1個(約6万個)のペースで輸出している。年商は約3億円で、今年は新型コロナウイルス「Covid-19」流行の影響でECサイトを通じたネット販売が好調であることから年商3.3億円を見込んでいる。
東南アジア市場については、2019年10月にKLで開催されたECサイトの商談会「ラザダ(Lazada)WECOMMERCE 2019」のジャパン・パビリオンに出展したのが初めのアプローチで、すでに引き合いが来ている。同社の向井友貴子営業本部長によると、マレーシアをベースに越境ECを使って販売先を東南アジア各国に広げていく方針。

ユニクロ「エアリズムマスク」、9月14日から販売開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ユニクロ(マレーシア)は25日、吸汗速乾、接触冷感、抗菌消臭などの機能を持つ「エアリズム(AIRism)」の素材が使われた「エアリズムマスク」を、9月14日からマレーシアで販売すると発表した。
「エアリズムマスク」は3層構造で、中央部の高性能フィルターはバクテリア(細菌)や花粉を99%カットする。外部のメッシュ生地はUPF50+(紫外線保護指数50+)で紫外線もカットできる。洗濯することで繰り返し使用も可能で、20回洗濯した場合でもバクテリアろ過効率(BFE)は93%、花粉の粒子捕集(ろ過)効率は93%を維持する。
白と黒の2色展開で、価格は3枚入りで39.9リンギ。サイズは▽S(8センチメートル(cm)×12cm)▽M(22cm×14cm)▽L(23cm×14.5cm)ーーの3サイズとなる。

アンロックとNASA、KLでハッカソンをバーチャル開催へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 人材の育成・教育サービスを提供するアンロックデザイン(本社・東京都港区)は17日、米航空宇宙局(NASA)と共同で、10月2日ー4日の間に「NASA SPACE APPS CHALLENGEクアラルンプール」 のバーチャルイベント開催すると発表した。
今年は5回目の開催で、AI・ビックデータ・ロボティック・IOT・宇宙開発などをテーマにテックカンファレンスおよびハッカソンを行う。マレーシア科学技術省、マレーシア国立宇宙局、在マレーシア日本大使館、マレーシア日本人商工会議所、日本貿易振興機構の後援で開催する。参加することで、▽日本国内・国外の優秀なエンジニアへのリーチや人材の採用▽製品やサービスの認知度向上▽新しい販路開拓▽新規事業のアイディア発掘や現地パートナーの開拓▽ハッカソン参加における社内の人材育成ーーなどのメリットがあるという。
前回のイベントもクアラルンプールで開催され、275チーム、2,000名以上のITエンジニアが参加した。優勝者は、NASA世界大会の本選にノミネートされたという。

ジェトロとグラブの日本食プロモ、第1回がスタート

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール(KL)事務所は、食品配送サービスのグラブ・フードと提携した日本食プロモーションの第1回を18日からスタートすると発表した。
新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大によって影響を受けた在マレーシア日本食レストランの支援、日本産食材の輸出および普及を目指すもので、参加店は全て「海外における日本産食材サポーター店」の認定店で、日本産食材が使用されていることが条件。42店が新規に認定を受けた。
第1回の開催期間は8月31日までで、首都圏クランバレーのほか、ペナン、マラッカ、サラワク州からも参加し、募集数の100店を上回る104店舗となった。参加店は居酒屋、カフェ、寿司、焼き肉、とんかつ、ラーメン、カレー等の幅広いジャンルにわたる。
うち18店は、今回のプロモーション参加を機にグラブ・フードに新規出店した。

日本空調サービス、マレーシア子会社を解散

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本空調サービス(本社・愛知県名古屋市)は12日、事業を休止していたマレーシア連結子会社、ニッポン・クウチョウ・サービシズ(M)の解散を発表した。2022年3月末までをメドに、解散・清算完了に関する必要な申請手続きを進める。
同日の取締役会で決定した。解散の理由について就労ビザ取得の遅延などによる事業開始の遅れに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による長期的な停滞が見込まれるためだとしている。7月15日には事業休止を発表していたが、マレーシアにおける厳しい事業環境が好転する可能性は低く、今後事業活動を再開したとしても収益拡大を図ることが難しいと判断した。
ニッポン・クウチョウ・サービシズ(M)は、日本空調のアジア全域を経済圏として捉え積極的に海外展開を図る経営戦略のひとつとして、シンガポール法人の子会社として2016年12月に資本金300万リンギで設立された。総合建物設備メンテナンスサービスを手掛けていたが、2019年12月期決算では2,400万円の営業赤字を出していた。

イオンリテイル、ネットスーパーの試験運用へ

【クアラルンプール】 イオン・リテイル・マレーシアは、ネットスーパーの試験運用を8月中に開始する。正式スタートは、年末もしくは来年初頭を予定している。
シャフィ・シャムスディン最高経営責任者(CEO)は、8月31日のムルデカ・デーに先駆けて、28日のスタートを予定していると言明。マレーシアが独立してから63周年を迎えることを記念して、63時間の試用運用を行うと明らかにした。9月29日にも試験運用を予定しており、正式スタートを目指して準備を行うと言明。現在は生鮮品と食料品のみを取り扱う「フレッシュ・マイイオン」を運営しているが、それ以外の商品も提供するフルサービスを提供できるようになるとした。
マレーシア・イオン基金は、宅配運転手「イオンライダー」の育成に向けて、300台の二輪車を寄付した。運転手はイオンとの間で雇用契約を結び、商品の宅配を行う。まずは首都圏クランバレー、ペナン、ペラ州で行い将来的にはサバ州でも実施する。1年後に成績が良い運転手には二輪車の所有権を与える他、正社員として雇用される機会が与えられるという。
(マレーシアン・リザーブ、8月7日)

三菱モーターズ(M)、市場シェアが1.7%に拡大

【クアラルンプール=マレーシアBIZ】 三菱モーターズ・マレーシア(MMM)は4日、年初7カ月の自動車販売台数が4,008台となったと発表した。市場シェアは、前年同期の1.4%から1.7%に拡大した。
1ー7月で最も販売台数が多かったのは「トライトン」で22.2%を占めた。前年同期比で16.9%増加した。「トライトン」はマラッカ、ペナン、ケダ3州において、ピックアップトラックのダブルキャブ部門で販売台数トップとなった。
新西知之 最高経営責任者(CEO)は声明の中で、新型コロナウイルス「Covid-19」が流行し前例のない状況にある中、販売台数が好調だったことを嬉しく思うと表明。自動車関連の売上税減税が行われたことで、国内で組み立てされたコンパクトSUV「ASX」と「アウトランダー」の販売台数が増加したことも貢献したと明らかにした。
今後について、新西CEOは、下半期に新型ミニバン「エクスパンダー」を投入することを計画していると発表。7人乗りのクロスオーバー車で、顧客のニーズを満たすことができると見込んでおり、年末まで売り上げの勢いを維持することができるとの見解を示した