シンガポールと合同委員会、航空機利用の旅客の入国容認で

【プトラジャヤ】マレーシアとシンガポールの運輸省は両国間の旅客往来をさらに緩和するため、航空機を利用した旅客の入国を相互に認めるための準備、手続きを協議する合同委員会を設置した。一般旅客を念頭に置いた動きだ。
ウィー・カション運輸相の発表によると、両国運輸省の事務次官が共同議長を務め、ワクチン接種証明など通関に必要な手続きを協議している。可能な限り早期の実現を目指す。
乗り入れを認める航空会社の選定、旅客輸送数も協議する。全座席利用は困難なため搭乗客数は制限することになるという。
(ベルナマ通信、4月5日)

ジェトロ、MATRADEと貿易促進に関する協力覚書締結

【東京=マレーシアBIZナビ】 日本貿易振興機構(ジェトロ)は5日、マレーシア貿易開発公社(MATRADE)と貿易促進に関する協力覚書を締結したと発表した。
訪日中のアズミン・アリ上級相(兼通産相)と梶山弘志 経済産業相が同日行なわれた署名式に立ち会った。
ジェトロとMATRADEによる2016年11月に締結した従来の協力覚書を踏まえ、昨今の企業ニーズを反映し、デジタル時代に合わせて一部内容を更新、改めて協力内容を確認した。優れたデジタル技術やサービスを有するマレーシア企業と日本企業との協業を推進し、マレーシア企業による日本でのビジネス展開を連携し支援していく
具体的には、▽両国における、ミッション派遣、商談会、セミナー、ワークショップ、展示会・見本市、その他のプロモーションを通じた貿易促進▽両国における、ハラル製品及びサービス促進に向けた事業の連携▽両国企業に対し、日本及びマレーシアの輸出促進機会に資する情報交換及び情報発信▽マレーシアの日本への輸出・対日投資増加の協力及び、日本とマレーシア企業によるデジタルトランスフォーメーション分野における連携拡大のための取り組み——を行なう。

新型コロナの新規感染者数は1300人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は6日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,300人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万4,161人で、累計感染者数は35万3,329人となった。

州・地域別の感染者数はサラワク州が最も多く385人だった。それに▽セランゴール州(242人)▽クランタン州(126人)▽サバ州(112人)▽ペナン州(110人)▽ジョホール州(98人)▽クアラルンプール(KL、87人)▽ペラ州(61人)▽ケダ州(27人)▽ネグリ・センビラン州(14人)▽パハン州(11人)▽トレンガヌ州(9人)▽ラブアン(8人)▽マラッカ州(7人)▽プトラジャヤ(3人)ーーが続いた。ペルリス州のみゼロだった。新たに1,412人が回復し、累計治癒者は33万7,868人となった。死者数は5人増えて、累計で1,300人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は5日、新たに6カ所のクラスターを確認したと述べた。
うち5カ所は工場や教育センター、サービスセンターなどの職場に関連するクラスター、1カ所はコミュニティで起きたクラスターだった。
セランゴール州で2カ所、KLとマラッカ州、ネグリ・センビラン州、ケダ州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。
これまでに確認されたクラスターは1,411カ所。新たに10カ所のクラスターが収束し、現在感染者を出しているアクティブなクラスターは355カ所となった。

ワクチン接種第2フェーズ、7州とラブアンで先行実施

【プトラジャヤ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム調整大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は、4月19日に始まる第2フェーズについて7州とラブアンで先行実施すると明らかにした。残りの州は準備が整いしだい開始する。

最初に第2フェーズが始まるのは、連邦直轄地のラブアンと▽ケダ▽マラッカ▽ペナン▽パハン▽サバ▽サラワク▽トレンガヌ——の7州。接種希望者には、5日より「MySejahtera」アプリを通じて予約日の通知を開始した。少なくとも14日前に予約日を通知し、接種3日前と1日前にSMS及びコールセンターを介して予約確認を通知する。第2フェーズでは高齢者や障害者、慢性疾患を持つ人が対象となっている。

ジャマルディン大臣はまた、アストラゼネカ製ワクチンについて副作用の懸念が出ていることについて、接種を延期しなければならなくなった時に備えていくつかのバックアップ計画を作成したと言明。ファイザーへの発注量を増やすことを検討していることを明らかにした。一方、アダム・ババ保健相は効果の方がリスクを上回っているとして、アストラゼネカ製ワクチン接種計画を継続する考えを表明した。

(ベルナマ通信、4月5日)

スズキがマレーシア市場復帰、ナザグループと代理店契約

【クアラルンプール】 スズキは、マレーシアの新たな販売代理店にナザ・グループのナザ・イースタン・モータースを指名した。国民車メーカー、プロトン・ホールディングスとの販売代理契約の終了以来、スズキのマレーシア市場復帰は5年ぶりとなる。
ナザ・グループ下の初の3Sショールームは、ペタリンジャヤの「ナザ・オートモール」に開設される予定で、面積は3,000平方フィート。4月中にも販売開始する予定で、最初の販売モデルは「スイフト・スポーツ」と「ジムニー」になると予想されている。
なお旧モデルのメンテナンスなどについては、プロトンとの契約終了時の取り決めに従い、プロトン販売会社のプロトン・エダルが引き受ける。
スズキは、2005年にDRBハイコムと提携してマレーシア市場に参入。2015年にDRB傘下の国民車メーカー、プロトン・ホールディングスと技術提携で合意を結び、2016年1月には国内に29カ所あったすべてのスズキ車販社がプロトン・エダルに転換され、マレーシアでの販売から撤退していた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、エッジ、ポールタン、ベルナマ通信、4月2日)

MRTプトラジャヤ線第1期、8月にも開業

【クアラルンプール】 首都圏大量高速輸送(MRT)プトラジャヤ線(MRT2、旧称スンガイブロー—セルダン・プトラジャヤ線、全36駅)の第1期の建設及び試運転が7月にもすべて完了し、8月にも営業運転を開始する見通しだ。3日に現場視察及び試乗を行なったウィー・カション運輸相が明らかにした。
プロジェクトの推進母体であるMRTコープによると、プトラジャヤ線第1期(クワサ・ダマンサラ—カンポン・バトゥ間、全長17.5キロメートル)のすでに工事の進捗状況は97%に達しており、電気・機械システムのテストと試運転を残すのみとなっている。なお第2期(カンポン・バトゥ—プトラジャヤ・セントラル間)の進捗率は87%で、は2023年1月の運行開始を予定している。
ウィー運輸相はまた、希望同盟(PH)政権時代に財政難から中断されていたMRT環状線(MRT3)について、先ごろ閣議で続行を決めたことを公表。今年下期にも再開することを明らかにした。MRTコープが3カ月かけてコストを含む事業化調査を実施する。
(フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、ベルナマ通信、4月3日)

アストラゼネカのワクチンの使用承認、接種延期の可能性も

【プトラジャヤ/イスカンダル・プテリ】医薬品管理庁(DCA)は2日の会合で、アストラゼネカ製新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンを条件付きで使用リストに含めることを決めた。
アストラゼネカから生産を受託した韓国のバイオサイエンス社が製造するワクチン320万人分を調達する。1回目の納入は5月の予定。
アストラゼネカのワクチンをめぐっては、複数の国で接種を受けた者に血栓が報告されている。英国では接種後に約30人に血小板減少を伴う血栓が報告され、うち7人が死亡した。
ドイツ、フランス、カナダなどでは血栓発生への懸念から、若年層へのアストラゼネカワクチン接種を制限する動きが起きている。
ワクチン接種計画担当のカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は、アストラゼネカのワクチンが不適切と判断した場合、接種を延期せざるを得ないがが、ファイザー・ビオンテックから追加納入の提案を受けており、ワクチン確保に問題は生じないと述べた。現在、英国で報告された血栓症例のデータを検証中だという。
(ベルナマ通信、フリー・マレーシア・トゥデー、4月2日)

ワクチン接種副作用の症例は3.6%、死亡者はなし

【セランゴール州セルダン】アダム・ババ保健相は3日、プトラ・マレーシア大学付属病院で行われた行事に出席した際、3月31日の時点で70万6,404人がワクチン接種を受け、副作用の報告があったのは3.6%にあたる2万5,770人だったと発表した。
うち99.5%は、注射カ所の痛み、熱、頭痛、吐き気、嘔吐、刺痛など軽度の反応で、残りが顔など身体の一部のむくみ、息切れ、胸の不快感といった重度の副作用だった。
重度の副作用が見られた者は入院してもらい、現在は退院しているという。ワクチン接種による死亡例は報告されていない。
ファイザー・ビオンテックのワクチンは妊婦に安全かとの質問に対しアダム氏は、同社の臨床データに基づけば妊婦、また授乳中の母親への接種に問題はないと答えた。
(ベルナマ通信、4月3日)

新型コロナの新規感染者数は1070人、セランゴール州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は5日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,070人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万4,278で、累計感染者数は35万2,029人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く327人だった。それに▽サラワク州(225人)▽ペナン州(133人)▽クアラルンプール(KL、88人)▽サバ州(65人)▽ジョホール州(55人)▽パハン州(37人)▽ケダ州(34人)▽クランタン州(31人)▽マラッカ州(25人)▽ラブアン(17人)

▽ネグリ・センビラン州(12人)▽ペラ州(8人)▽プトラジャヤ(8人)▽トレンガヌ州(3人)▽ペルリス州(2人)ーーが続いた。新たに1,294人が回復し、累計治癒者は33万6,456人となった。死者数は7人増えて、累計で1,295人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は4日、新たに10カ所のクラスターを確認したと述べた。
うち5カ所は工場や教育センター、ビジネスセンターなどの職場に関連するクラスター、4カ所はコミュニティ、残り1カ所は拘留所で起きたクラスターだった。
サラワク州では3カ所、ジョホール州では2カ所でクラスターが発生。サバ州とクランタン州、プトラジャヤ、ペラ州、セランゴール州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。

カンシノのワクチン納入でソリューションズ、保健省と契約

【クアラルンプール】ソリューション・グループのソリューション・バイオロジクスは、新型コロナウイルス予防ワクチンを保健省に納入する契約を交わした。
中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)が製造しているワクチンで、350万回分を納入する。
うち50万回分は接種可能な状態での輸入。300万回分についてはバルクでの輸入で、ソリューション・バイオロジクスがマレーシア工場で充填する。
1回接種のワクチンで、農村地域など2回の接種が困難な地域の住民に接種する。ファイザー・ビオンテックやシノバックのワクチンは2回の接種が必要。
(ベルナマ通信、4月1日)