【クアラルンプール】 スズキは、マレーシアの新たな販売代理店にナザ・グループのナザ・イースタン・モータースを指名した。国民車メーカー、プロトン・ホールディングスとの販売代理契約の終了以来、スズキのマレーシア市場復帰は5年ぶりとなる。
ナザ・グループ下の初の3Sショールームは、ペタリンジャヤの「ナザ・オートモール」に開設される予定で、面積は3,000平方フィート。4月中にも販売開始する予定で、最初の販売モデルは「スイフト・スポーツ」と「ジムニー」になると予想されている。
なお旧モデルのメンテナンスなどについては、プロトンとの契約終了時の取り決めに従い、プロトン販売会社のプロトン・エダルが引き受ける。
スズキは、2005年にDRBハイコムと提携してマレーシア市場に参入。2015年にDRB傘下の国民車メーカー、プロトン・ホールディングスと技術提携で合意を結び、2016年1月には国内に29カ所あったすべてのスズキ車販社がプロトン・エダルに転換され、マレーシアでの販売から撤退していた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、エッジ、ポールタン、ベルナマ通信、4月2日)