SOPを10項目程度に簡素化へ、エンデミック段階を見据え

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 連邦政府は、全部で181項目にもわたっている標準的運用手順(SOP)を10項目程度に簡素化する方針だ。向こう2、3週間後の完了をメドに取り纏め作業に入った。ヒシャムディン・フセイン上級相(兼国防相)が明らかにした。
近いうちに新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大が収まってエンデミック(風土病)段階に移行することを見据えて、複雑・多岐にわたっているSOPを簡素化し、国民が理解しやすく遵守しやすくすることを目指す。現在、国家復興計画(NRP)は州・地域ごとに第1—4フェーズに分類されており、それぞれ設定されているSOPの項目は合計181項目にも上っている。
ヒシャムディン氏は発表に先立って、SOP改定に向けた会合を、カイリー・ジャマルディン保健相、テンク・ザフルル財務相、アヌアル・ムサ通信マルチメディア相と行った。SOPの改定にあたっては、保健省からの科学データだけでなく、専門家や業界の利害関係者の意見も考慮に入れるという。
ヒシャムディン氏はまた、16日からランカウイを対象に試験的に開始する「トラベル・バブル」に言及し、当面はランカウイでの実施状況を見てから他の地域で実施するかどうか判断する考えを表明。それまでは他の地域での旅行再開を認めないと述べた。現在、ペラ州パンコール島などが「トラベル・バブル」指定を目指す考えを示している。

新型コロナの感染者数は1万9495人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は15日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万9,454人だったと発表した。累計感染者数は203万935人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く4,705人だった。それに▽セランゴール(2,710人)▽サバ(2,015人)▽ジョホール(1,860)▽ペナン(1,757人)▽クランタン(1,434人)▽ケダ(1,178人)▽ペラ(1,174人)▽トレンガヌ(993人)▽パハン(766人)▽クアラルンプール(KL、363人)▽ネグリ・センビラン(222人)▽マラッカ(190人)▽ペルリス(108人)▽プトラジャヤ(16人)ーーが続いた。ラブアンのみゼロだった。また1万8,760人が回復し、累計治癒者は178万3,339人となった。
14日午後11時59分時点のアクティブ感染者は、前日から2,847人減少し、22万5,277人となった。82.6%が自宅療養、11.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.6%が医療機関、残り0.5%が集中治療室(ICU)で療養中。死者数は463人で、累計で2万1,587人となった。
また同日は新たに29カ所のクラスターを確認。職場で14カ所、コミュニティで12カ所、残りは感染すると重症化するリスクが高いグループでクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが10カ所で最も多く、うち9カ所がコミュニティで起きたクラスターだった。

新型コロナの感染者数は1万5669人、累計で200万人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は14日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万5,669人だったと発表した。累計感染者数は200万1,440人となった。
州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く2,632人だった。それに▽サラワク(1,983人)▽ジョホール(1,974人)▽サバ(1,784人)▽ペナン(1,651人)▽クランタン(1,406人)▽ケダ(1,207人)▽ペラ(856人)▽パハン(763人)▽トレンガヌ(483人)▽クアラルンプール(KL、411人)▽マラッカ(329人)▽ネグリ・センビラン(143人)▽ペルリス(30人)▽プトラジャヤ(14人)▽ラブアン(3人)ーーが続いた。また1万8,053人が回復し、累計治癒者は176万4,579人となった。
13日午後11時59分時点のアクティブ感染者は、前日から9,153人減少し、22万8,124人となった。82.7%が自宅療養、11.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.7%が医療機関、残り0.6%が集中治療室(ICU)で療養中。死者数は413人で、累計で2万1,124人となった。
また同日は新たに32カ所のクラスターを確認。職場で16カ所、コミュニティで14カ所、残りは福祉施設、教育機関でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが9カ所で最も多かった。

新型コロナの感染者数は1万6073人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万6,037人となったと発表した。累計感染者数は199万5,771人となった。

州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,522人だった。それに▽ジョホール(2,030人)▽セランゴール(1,947人)▽サバ(1,649人)▽ペナン(1,243人)▽ケダ(1,191人)▽クランタン(1,070人)▽ペラ(1,011人)▽パハン(878人)▽トレンガヌ(704人)▽クアラルンプール(KL、398人)▽マラッカ(206人)▽ネグリ・センビラン(156人)▽ペルリス(41人)▽プトラジャヤ(16人)▽ラブアン(11人)ーーが続いた。過去最多となる2万4,813人が回復し、累計治癒者は174万6,526人となった。

12日午後11時59分時点のアクティブ感染者は23万7,277人だった。83.1%が自宅療養、10.8%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.5%が医療機関、残り0.6%が集中治療室(ICU)で療養中。死者数は292人で、累計で2万711人となった。

また同日は新たに34カ所のクラスターを確認した。職場で17カ所、コミュニティで14カ所、残りは医療機関、宗教活動でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが12カ所で最も多かった。

コロナ情報提供サイト「Covidnow」を発表=保健相

【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相は、9日、新型コロナウイルス「Covid-19」関連の全情報を提供するサイト「コビドナウ(Covidnow)」(https://covidnow.moh.gov.my/)を立ち上げたと発表した。情報の透明性を高めるのが目的。これまで入手できなかった詳細データも提供される。
従来の指標をほぼそのまま採用しているが、毎日の検査数や低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)での治療数などの新情報も追加されている。また、死亡者数のカウントを、確認時点ではなく、死亡時点に変更するなど、基準の一部を変更。保健省による従来の報告は段階的に廃止していく。Covidnowの開発は、オープンデータコミュニティと協働の上、ボランティアで行なわれている。
カイリー氏は、詳細データを提供することで国民の協力を得られると述べた。状況をよりよく理解し、社会全体で協力し合うことが、安全かつ円滑にエンデミック(風土病)段階に移行するために非常に重要だとした。コロナウイルスを撲滅しようとする考え方から脱却し、ウイルスと共存するための戦略を推進すべきであり、データの透明性を高めることがその最初のステップになると述べた
保健省は、これまで同様、より詳細なデータについては情報共有プラットフォームのギットハブ(Github)上で公開する。Githubでは、世界中の疫学者や公衆衛生の専門家が、コロナウイルスを理解し対処するための重要な情報を提供・共有している。マレーシアは、コロナ禍の初期からGithubでデータを共有しているが、州ごとの検査数、有効症例数、死亡率、呼吸補助装置の使用状況などを新たに追加。症例リストでは年齢、居住地、症例発生日、合併症、国籍などの詳細が、死亡者についてもその詳細やワクチン接種状況が公開される。
(マレー・メイル、9月9日)

サラワク州で感染者急増、ブースター接種を検討=保健相

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 全国的にワクチン接種が進んでいるにもかかわらずサラワク州で新型コロナウイルス「Covid-19」新規感染者が増加傾向にあることについて、カイリー・ジャマルディン保健相は、ワクチンの有効性が弱まっている可能性があると指摘。ブースター接種の必要性について検討を急いでいることを明らかにした。
カイリー氏はワクチンの有効性が時間とともに低下している可能性があるとした上で、他国での実施状況を参考に特に高齢者、免疫不全患者、医療従事者にブースター接種を行なうことを検討していると述べた。カイリー氏は近くサラワク州を訪問し、州政府と対応を協議する方針だ。
サラワク州の新規感染者数は5日に3,747人と初めて3千人を突破し、6日には3,714人で初めてセランゴール州を抜いて国内ワーストを記録した。その後も7日は3,200人、8日は3,100人、9日は3,118人と4日連続でワーストとなっている。
■接種証明不具合、1週間以内に解決=保健相■
カイリー保健相はまた、新型コロナ情報・追跡アプリ「MySejahtera」の不具合でワクチン接種証明が表示されないケースが起きていることについて、1週間以内に解決すると言明。それまでは接種センターで発行された接種カードを代用できるとした。
セランゴール州では、政府が独自で行なっている「SelVAX」を通じて接種した人の一部で「MySejahtera」上のデジタル接種証明書が表示されないトラブルが発生している。国家復興計画(NRP)で進められている行動規制緩和策では、多くのケースで条件にワクチン接種証明の提示が求められている。

新型コロナの感染者数は2万1176人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万1,176人となったと発表した。アクティブ感染者数は24万2,161人で、累計感染者数は194万950人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,734人だった。それに▽セランゴール(3,595人)▽ジョホール(2,297人)▽サバ(2,246人)▽ペナン(1,939人)▽ケダ(1808人)▽ペラ(1,366人)▽クランタン(1,254人)▽パハン(853人)▽トレンガヌ(776人)▽マラッカ(485人)▽クアラルンプール(KL、467人)▽ネグリ・センビラン(252人)▽ペルリス(77人)▽プトラジャヤ(21人)▽ラブアン(6人)ーーが続いた。2万1,476人が新たに回復し、累計治癒者は167万8,962人、死者数は341人で、累計で1万9,827人となった。
9日には新たに27カ所のクラスターを確認した。職場で15カ所、コミュニティで11カ所、教育機関1カ所でクラスターが発生した。州・地域別ではセランゴールが7カ所で最も多かった。

ワクチン完了者、ジムを除き屋内スポーツが可能に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は、国家復興計画(NRP)第1フェーズにとどまっている州についても、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種が完了した人を対象に10日付けで屋内スポーツ活動を認めると発表した。
保健省と国家安全委員会(NSC)が実施したリスク評価に基づき決定された。ただし個々に標準的運用手順(SOP)の遵守が求められており、またスポーツジムについては対象から除外されている。
スポーツジムが許可対象から除外されていることについてはカイリー・ジャマルディン保健相は、保健省とNSCが共同で室内換気に関するガイドラインを策定中だと発表。近く営業再開が認められる見通しであることを明らかにした。
映画館や劇場については一足先に9日から営業再開が認められることになっており、アハマド・ファイザル・アズム青年スポーツ相がスポーツジムとアウトドアスポーツに関しても再開を許可するようカイリー保健相に要望していた。

新型コロナの感染者数は1万9307人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は9日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万9,307人となったと発表した。アクティブ感染者数は24万2,802人で、累計感染者数は191万9,774人となった。

州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,118人だった。それに▽セランゴール(2,700人)▽サバ(2,298人)▽ペナン(2,243人)▽ジョホール(2,032人)▽クランタン(1,438人)▽ケダ(1,355人)▽ペラ(1,341人)▽トレンガヌ(910人)▽パハン(661人)▽クアラルンプール(KL、513人)▽マラッカ(340人)▽ネグリ・センビラン(207人)▽ペルリス(108人)▽プトラジャヤ(28人)▽ラブアン(15人)ーーが続いた。2万4,855人が新たに回復し、累計治癒者は165万7,486人、死者数は323人で、累計で1万9,486人となった。

8日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の軽症者が97.8%を占めた。

また同日は新たに35カ所のクラスターを確認した。職場で20カ所、コミュニティで11カ所、残りは福祉施設、教育機関でクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが8カ所で最も多かった。

これまで確認されたクラスターは累計4,995カ所で、現在感染者を出しているアクティブなクラスターは1,459カ所となった。

首都圏が第2フェーズに移行、地域間移動が可能に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は、首都圏クランバレーに位置するセランゴール州、クアラルンプール(KL)、プトラジャヤについて、10日付けで国家復興計画(NRP)の第2フェーズに移行すると発表した。
8日に開催された新型コロナウイルス「Covid-19」管理に関する特別委員会で決定した。これからは首都圏のこれら3地域は一つのエリアとみなされることとなり、第1フェーズでは禁じられていた地域間の移動が認められる。各地域を結ぶ重点道路に設置されていた警察の検問も撤去される。第2フェーズへの移行にともない、ワクチン接種完了者を対象に宿泊を含む州内の観光旅行、また単身赴任者が家族に会うための州を跨いだ移動が認められる。
イスマイル首相はまた、いまだ第1フェーズにとどまっている州に関する規制緩和も発表。花屋や保育園、アウトドア用品店、不動産ギャラリーの営業も10日付で再開が認められると述べた。
イスマイル首相の発表に先駆け、シャヒダン・カシム連邦直轄地相はKLとプトラジャヤが10日付けでNRP第2フェーズに移行する見通しだと発表していた。ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)の最新の統計によると、首都圏クランバレーの成人人口の97.8%がワクチン接種を完了した。