【ペタリンジャヤ】 行動制限令(MCO)施行後、オンライン注文に関する苦情が増加したことが、国内取引消費者行政省の統計から分かった。
3月18日ー10月31日の期間中の苦情は8,263件で、前年同期より145.6%増えた。このうち97.1%に当たる8,026件を省の仲介で解決した。
苦情で最も多かったのは「注文品が届かない」「届いた品物が広告と違う」の2つ。注文品が届かないケースで詐欺が疑われる場合は法執行の対象になるという。
同省はオンライン注文に関する苦情を受け付ける手法を増やしており、電話、文書、カウンターに出向いての訴えのほか、電子メール、スマホ用メッセンジャーアプリでも苦情届け出が可能だ。
オンライン手法を導入したのは、標準的作業手順(SOP)に沿い、苦情処理センター職員と一般市民との接触を減らすため。
(フリー・マレーシア・トゥデー、11月12日)