【ペタリンジャヤ】シンガポールで新型コロナウイルスの変異株による感染が地域社会で見られたことから、国家安全委員会(MNK、NSC)は相互グリーンレーン(RGL)の取り決めに基づくシンガポールからの入国を5月13日付で停止することを決めた。ビジネス目的でマレーシアへの入国を希望するシンガポール人はマレーシア投資開発庁(MIDA)が設けたワンストップセンターを利用することになる。
保健省によると、シンガポールでは南アフリカ変異株、ブラジル変異株など懸念される変異株(VOC)やインド株の感染が確認された。
また同日付で、シンガポールからマレーシアに入国する者は入国後14日間、政府指定施設での隔離を義務付けられる。定期的通勤取り決め(PCA)の対象者もこの適用を受ける。
シンガポール政府は1月に、新型ウイルスの感染拡大を理由にマレーシアなどからのRGLに基づく入国を停止していた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、5月10日)