【コタ・バル】ムスタパ・モハメド首相府相は18日、国勢調査に関する会議後の記者会見で、マレーシア同様、ほとんどの国がパンデミック(感染症の世界的流行)のため財政上の困難に直面しており、予算赤字を出していると述べた。
マレーシアの予算赤字予想は追加経済対策が組まれた結果、対国内総生産(GDP)比で5.4%から6%に引き上げられたが、ムスタパ氏は、予算赤字が同10 15%の国もあり、マレーシアの割合は低い方と釈明した。
ムスタパ氏によれば、多くの国が財政難に陥っているのは、パンデミックという健康危機への対処で経済活動が制限され歳入が減少し、一方で歳出を増やしたためで、マレーシアを含む多くの国にとり過去最大の取り組み課題だという
(ベルナマ通信、4月18日)