【クアラルンプール】政府は2日、アストラゼネカ製ワクチンの接種登録受け付けを開始したが、申し込みが殺到し、3時間で26万8,000回分の予約が埋まった。ワクチン接種調整担当大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相が2日に明らかにした。
ワクチンのマレーシア入荷は4月24日だった。申し込みは早い者勝ちで、接種会場はマラヤ大学、マレーシア国民大学、ワールドトレードセンター・クアラルンプール、展示会場のIDCCシャアラムで、クアラルンプールかセランゴール州にある。接種開始は5日から。
3日にカイリー大臣は、アプリを使っての申し込みだったため予約できなかった人々がいたことや、首都圏だけではなく国民が公平にワクチンが接種できるように、クリニックでの接種を可能にする方針を明らかにした。
追加のアストラゼネカ製ワクチン100万回分は今月中に到着の予定だ。政府はほかの州にも任意申込制を拡大するが、サラワク州は不参加を表明した。
(エッジ、マレー・メイル、5月2日)