【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 昨年末からマレーシアの広範囲に被害を及ぼしている洪水による死者が12月18日以来50人に達し、依然2人が行方不明となっている。

ブキ・アマン警察本部によると、セランゴール州が25人と最多となっており、パハン州が21人、クランタン州が4人となっている。

昨年末に被害を受けた首都圏やパハン州といった半島中部における避難民の数が減少している一方、ここ数日はネグリ・センビラン州やジョホール州、マラッカ州といった半島南部で被害が広がっており、2日早朝の時点でネグリ・センビラン州で1,767人、ジョホール州で1,605人、マラッカ州で1,217人に増加している。またサバ州でも避難民が566人に増加している。

パハン州では依然1,750人が避難。トレンガヌ州では147人、クランタン州では308人に減少している。

気象局は2日、▽ジョホール▽パハン▽ネグリ・センビラン▽マラッカ▽サバ▽クランタン▽トレンガヌ▽ペラ▽セランゴール――の各州とクアラルンプール(KL)、プトラジャヤに対し、1月4日まで大雨警報を発令した。

環境・水省は、ジョホール州バトゥパハ周辺で1月5日まで高潮が起きる危険があるとして警報を出した。