【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 三井不動産(本社・東京都千代田区)が合弁で手掛ける大型ショッピングモール「三井ショッピングパーク・ららぽーと・ブキビンタン・シティーセンター(BBCC)」が1月20日のオープンを前にメディア公開された。
敷地面積は4万1,800平方メートルで、総床面積は13万3,000平方メートル、店舗面積は8万2,600平方メートル。海外では上海店に次ぐ2店目で、東南アジアでは初めてとなる。地階LG1には日本のデパート地下街「デパ地下」をイメージした小売りスペースを設けるなど、日本風のデザインを取り入れる。
現地法人MFBBCCリテール・モールの河島航平社長によると、年内にテナント400店舗が入居する予定で、1月20日のオープンにはマレーシア初の進出となるニトリやノジマ、京都抹茶アイスクリーム専門店「抹茶エイト」など約80店舗がオープンする。全店舗の約1割を日系のテナントが占める。
三井不動産は複合開発「BBCC」プロジェクトにおいて、サービスアパート1棟の開発についても合弁主体として参加することになっている。サービスアパートは45階建てで269戸。2024年の完成を目指す。