【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は14日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2万1,315人だったと発表した。累計感染者数は306万1,550人となった。
13日の陽性者数は2万1,072人。5,724人が回復し、累計治癒者は285万2,437人。死者数は11人増え、累計で3万2,125人となった。アクティブ感染者は、前日から1万5,337人増え15万5,673人。うち91.9%が自宅、3.9%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、4.0%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は65.2%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,573万2,151人で、接種率は78.8%だった。ブースター接種完了者は1,325万8,893人で、接種率は40.6%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は1.43に下降したものの、全ての州・地域で1.00を上回った。最も高いのは、ラブアンで1.90だった。
また新たに10カ所のクラスターが発生。うち8カ所が教育機関、残りは職場と医療機関など感染すると重症化するリスクが高い集団で起きたクラスターだった。クアラルンプールとパハン州がそれぞれ3カ所で最多。これまでに確認されたクラスターは6,596カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は421カ所に増えた。