【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相は、3月の実施をメドに検討が進められている国境再開の時期について、第2四半期が現実的な目標になるとの見通しを示した。
カイリー保健相はイスマイル・サブリ・ヤアコブ首相が国境再開のガイドライン策定に向けて保健省に2週間の猶予期間を与えたことを公表。これに加えていくつかの段階で事前協議が必要になるとし、策定されたガイドラインについても閣議で諮られる前にイスマイル首相が議長を務める新型コロナウイルス「Covid-19」パンデミック管理評議会及び関連4閣僚会議に諮られる必要があると述べた。その上で最終決定はイスマイル首相が行うと述べた。
国家復興評議会(NRC、MPN)のムヒディン ヤシン議長(前首相)は先に開催した会議で、3月1日の国境再開の方針を決議し、政府に勧告した。同会議にはカイリー保健相も同席し、隔離について必要ないとの見解を示したとされる。
(ベルナマ通信、2月19日、マレーシアン・リザーブ、2月18日)