「KFC」「ピザハット」、国内店舗で提供飲料をコカコーラに変更

【クアラルンプール】 「KFC」や「ピザハット」をマレーシアでフランチャイズ展開するQSRブランズ(M)ホールディングスは2日、コカ・コーラ・マレーシアとの間で複数年パートナーシップ契約を締結したと発表した。「KFC」、「ピザハット」の国内店舗で提供する飲料を「ペプシ」から「コカ・コーラ」に切り替える。

QSRによると、8月から「KFC」、「ピザハット」の一部店舗で切り替えを開始し、9月初旬までに全国1,180店舗での切り替えを完了する。「コカ・コーラ ゼロシュガー」も提供し、マレーシア人の砂糖摂取量の削減を支援するという。

QSRのネーチャル・カンナ社長兼最高経営責任者(CEO)は、この2年間、ビジネスの全分野を革新することで成長できたとし、今回の提携も顧客に喜んでもらえると信じているとコメント。サービス提供、革新、顧客満足などの面で水準を高めることを約束すると述べた。

コカ・コーラ・マレーシアのフランチャイズ部門責任者であるアムルタ・バイディヤ氏は、「食事をより楽しくする」という共通の方針を持っていることで契約に至ったと説明。同社は、友人や家族が一緒に食事する際においしく飲んでもらうことを企業やブランドの方針としていると述べた。
(ザ・スター、8月3日、エッジ、8月2日)

WWIPが化粧品成分チェックサービス開始、ガイドライン変更で

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 中国・アジアでの化粧品・健康食品・医療製品承認申請サービスを提供しているワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン (WWIP、本社・東京都港区)は7月29日、2022年7月にマレーシア国家医薬品監督庁(NPRA)が化粧品管理ガイドラインの附属書記載成分を更新・改正したことに伴い、新規制に対応したマレーシア輸出化粧品の成分チェックサービスを開始した。

WWIPによると、NPRAは5月25日、27日にオンラインで開催された第35回東南アジア諸国連合(ASEAN)化粧品委員会(ACC)会議におけるASEAN化粧品指令(ACD)の修正に基づき、ガイドラインの見直しと調整を実施。「禁止物質リスト」では、禁止物質1種類を追加、「制限物質リスト」では、制限物質1種類を追加および制限物質2種類の使用条件を修正、「防腐剤リスト」では、許可された防腐剤1種の追加および許可された防腐剤1種の使用条件を変更した。

ASEAN化粧品指令は、ASEAN10カ国▽マレーシア▽シンガポール▽ブルネイ▽タイ▽インドネシア▽フィリピン▽ベトナム▽ラオス▽カンボジア▽ミャンマーーーの化粧品市場を規制している。

博報堂、キングダムデジタルを連結子会社化

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 博報堂(本社・東京都港区)は2日、マレーシアの独立系デジタルエージェンシー、キングダム・デジタル・ソリューションズ(本社・セランゴール州ペタリンジャヤ)の持分を80%取得し、連結子会社化したと発表した。

2007年設立のキングダム・デジタル社は、マレーシアを中心とする東南アジア諸国連合(ASEAN)のクライアントに対して、デジタルマーケティング、デジタルキャンペーン、ソーシャルメディア・マーケティング、コンテンツマーケティング、デジタルコンテンツ自動生成などのサービスを提供。従業員は156人。デジタル統合プラニングやデジタルクリエイティブ力、ユーザーの属性や興味関心に合わせたデジタルコンテンツ配信の最適化が強みで、業界やクライアントからの評価は高く、様々な賞を受賞しているという。

博報堂グループはこれまでもキングダム・デジタル社との協業を行っているが、同社をグループの一員として迎えることで、マレーシアで急速に伸長するデジタル領域への対応力を一層強化し、今後もマレーシアおよび東南アジアの広告市場の動向に注力し、日系クライアント、ローカルクライアント、グローバルクライアントへの課題解決力の向上を目指す方針だ。

ペロシ米下院議長が訪馬、マレーシアの協力に謝意

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アジアを歴訪中のナンシー・ペロシ米下院議長は2日にマレーシアに立ち寄り、イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相やアズハル・アジザン・ハルン議長と会見した。


 ペロシ氏は会談後に発表した声明の中で、イスマイル首相やアズハル議長との会談の中で、「自由で安全なインド太平洋という共通の目標を前進させるために、幅広い議論を行った」とした上で、ロシアのウクライナ侵略に対する国連でのマレーシアの反対票、ミャンマー政府の政治弾圧に対する批判における東南アジア諸国連合(ASEAN)でのマレーシアのリーダーシップに感謝の意を示したことを明らかにした。

歓迎昼食会に出席したイスマイル首相は、マレーシアと米国は長年にわたる二国間関係を尊重しており、経済的繁栄と安全のために引き続き協力していくと述べ、米国政府による新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン供与や国防分野における2億米ドルの支援に関する謝意を示した。
今回のペロシ氏のアジア歴訪は、中国の反発に反して台湾を訪問するかどうかに注目が集まった恰好だが、ペロシ氏は2日夜に台湾に向かった。

新型コロナの新規感染者数は4204人、病床使用率は70.1%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、2日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は4,204人で、累計感染者数は468万7,470人となった。
新たに4,582人が回復し、累計治癒者は460万7,207人となった。死者数は8人で、累計は3万5,985人。アクティブ感染者は、前日から386人減の4万4,278人だった。うち96.3%が自宅、0.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、3.5%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は70.1%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,745万3,689人で、接種率は84.1%。1回目のブースター接種完了者は1,618万8,558人で、接種率は49.6%、2回目が36万136人で1.1%だった。
新たに発生したクラスターは2カ所でセランゴール州の職場とネグリ・センビラン州の教育施設で確認した。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は19カ所で、前日と変わらなかった。