【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは13日、Cセグメント・セダン「シビック」のハイブリッドシステム「e:HEV」技術を搭載したスポーツモデル「RS」の予約受付を開始した。

「e:HEV」は、排気量2リットルの直噴エンジンを採用した2モーターを採用しており、「RS」はマレーシアで初投入する排気量2リットルの「e:HEV」車となる。電子式の無段変速機とインテリジェントパワーユニット(IPU)、軽量かつ小型のリチウムイオン電池を搭載。最大出力は184PS、最大トルク315Nmを発揮する。Cセグメントでは初投入となる「スマートカードキーシステム」や安全運転支援システム「ホンダ・センシング」も標準装備した。

吉村宏信 社長兼最高経営責任者(CEO)は、今年1月に販売を開始した第11世代の「シビック」の9月までの販売台数は6,000台を超えており、好調だと言明。「RS」を新たに導入することで同社のCセグメント部門を強化することができると見込んでいると述べた。