【クアラルンプール】 長距離格安航空のエアアジアX(AAX)は20日、クアラルンプール(KL)ー関空線の運航を再開した。日本路線は羽田線、新千歳線に次いで3路線目となる。関空線再開により、日本線全体で月11万6,000人以上の利用を見込んでいる。

週3便の運航で、関空発KL行き「D7533」便は火・木・土曜日の運航で関空発が8時50分、KL着が15時00分。KL発関空行き「D7532」便は月・水・金曜日の運航でKL発が23時45分、関空着が翌7時15分。使用機材はエアバスA330-300型機で、プレミアムフラットベッドが12席、エコノミーが365席となる。

就航再開を記念して、片道運賃が燃油サーチャージ、税込みでエコノミークラスで699リンギ(2万9,990円)から、プレミアムで2,999リンギ(10万6,640円)からとなるキャンペーンを実施する。

ベンヤミン・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、昨年末のKLー羽田、札幌線の運航再開から利用者数は3万人近くに上り、搭乗率も95%以上と好調だとコメント。厳しい競争環境にあるが、再開した関空線が好評を博すことを確信しているとし、旅行需要の回復に伴い、KLやバンコクからアジア諸都市への運航を引き続き拡大していくと述べた。
(エッジ、ベルナマ通信、1月21日、エアアジア発表資料)