【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 サステナブルな食材の研究開発・製造・輸入に携わるサステナブル・フード・アジア(本社・東京都渋谷区)は23日、東南アジアのフードテック企業と日本企業が集結し、「サステナブル・フード・キャンプ2023(SFC2023)」を開催すると発表した。

メインテーマは「2050年、食の未来」で、2月16ー17日の2日間、セランゴール州サイバージャヤのインキュベーション施設「レカスケープ」で開催する。プログラムは▽パネルディスカッション▽参加企業が提供する食材・サービスを用いた試食会▽1分間ピッチ▽食に関するキーテーマを設けた、未来創出、課題解決に繋がるラウンドテーブル▽事業構想ディスカッション&ピッチーーなどを予定。マレーシア、インド、インドネシアなどのフードテック企業25社の他、日本からは味の素、三菱UFJ銀行、ユーグレナ、ロート製薬などが参加する。

サステナブル・フード・アジアは、アジアで数多く生まれているフードテック・ベンチャーが生み出す新規素材と、日本の食関連企業の持つ技術を掛け合わせることで、次世代へと繋がる、持続可能な食産業の基盤を構築することを目指し、SFCの開催を決定。大手企業、ベンチャー・スタートアップ企業各社の強みを活かし、そこに関わる一人ひとりのビジョンや目的意識を共有することで、事業共創や共同開発などがスタートするような新たな関係性を生み出す場づくりを目指すという。