【セパン】 アンソニー・ローク運輸相は18日、クアラルンプール国際空港(KLIA)のメイン・ターミナルビルとサテライトビルを結ぶ無人列車のKLIAエアロトレインについて、年内の更新完了を目指すと述べた。

KLIAエアロトレインは老朽化により故障・運休が多発したため、昨年3月から運行を停止している。今年1月には、欧米やドバイなどの空港で実績のある仏系アルストム・トランスポート・システムズ(マレーシア)が更新プロジェクトの調整責任者を務めると発表された。2025年第1四半期までに列車3編成と軌道2本を完成させる。

ローク運輸相は、年内の更新完了に向け、注意深く監視を続けていくと述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、マレー・メイル、ベルナマ通信、3月18日)