【バルセロナ】 携帯電話サービス大手のセルコムDigiは、中国系通信機器のZTE(マレーシア)およびファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)マレーシアと協力覚書を、スペインのバルセロナで開催されたモバイルワールドコングレスの会場で交わした。最先端技術を取り入れる。
ZTEとの提携では新通話、ディープパケットインスペクション(DPI)、高度な保守など人工知能(AI)を活用したソリューションを提供し、通信の接続性を高め、企業業務のデジタル化を後押しし、マレーシアが推進するデジタル転換の加速に貢献する。
ファーウェイとの提携では、固定電話と携帯電話を融合した(FMC)通信ネットワークを構築する。ファーウェイのAI活用ソリューションをてこに、インテリジェント・オートメーション(AIとオートメーション技術を組み合わせ、業務を自動化する技術)やネットワーク最適化を提供する。FMCでは1つの端末や電話番号で、固定電話と携帯電話の両方の機能を利用できる。覚書締結式にはテオ・ニエチン通信副大臣が立ち会った。
(ザ・スター、3月7日、エッジ、ビジネス・トゥデー、3月6日)