半導体エンジニア育成、高度学習校が学生300人を募集

【クアラルンプール】 集積回路(IC)設計など半導体に関する高度の教育を施すマレーシア・アドバンスト半導体アカデミー(ASEM)は今年の半導体エンジニア課程で300人の学生を募集する。第1回目の募集には120人の定員に1,900人が出願した。

セランゴール情報技術・デジタル経済公社との提携事業で、教室での学習以外に、現場研修、海外派遣がある。学習内容はデジタルIC設計、アナログIC設計、組み込みシステム、RISC-V(リスクファイブ、オープンソースで提供されている命令セットアーキテクチャー)、人工知能(AI)・ロボット工学の5分野。理系で学んだ18-30歳の国民が応募できる。

現場研修実施企業は、オップスター、スカイチップ、ウイーロックなどマレーシアICデザインパークに参加している企業と、米系アルテラなど国際的企業。交流プログラムに選ばれた学生はインド・チェンナイか中国の深圳で就業体験を積む。

選抜学生には研修期間中、少なくとも4カ月間、月2,000リンギを下限に奨学金を支給する。第1回課程修了者の初任給は月5,000―8,000リンギで、平均額は6,000リンギ。
(ビジネス・トゥデー、5月19日)

ディーゼル補助金300リンギを維持、暫定100リンギ追加も継続

【クアラルンプール】 アクマル・ナスルラー・モハマド・ナシル経済相は、世界的な燃料価格高騰とサプライチェーンの不確実性の高まりを受け、対象者に対し月額300リンギの「BUDI MADANIディーゼル現金補助金」を維持するとともに、暫定的な100リンギの追加補助金を継続すると発表した。

今回の決定についてアクマル氏は、「低所得者層や脆弱なセクターを現在進行中の世界的な供給危機の影響から守るための、連邦政府による的を絞った介入戦略の一環」と説明。「国民が必要な支援を受けられない事態にならないよう、的を絞った対策を引き続き実施していく」と述べた。

アクマル氏はまた、国家経済行動評議会(MTEN)がディーゼル補助金の不正流用を抑制するため、国内取引物価省が策定した補助金付きディーゼル燃料管理システム(SKDS)の改善計画に合意したと述べた。今年4月9日時点の「MySubsidi」データに基づくと、SKDSに登録されている車両は39万8,000台以上あり、その内訳は陸上貨物輸送車両が37万5,500台以上、公共交通機関車両が約2万3,000台となっている。

このほか政府は、1ヘクタールあたり300リンギの稲作農家向け耕作奨励金(IPKP)の支給を19日付けで開始した。
(ビジネス・トゥデー、マレー・メイル、エッジ、5月19日)

8月開幕の農業展示会MAHA2026、投資目標80億リンギ

【クアラルンプール】 マレーシア最大の農業展示会「MAHA2026」は8月28日―9月6日の日程で開催され、80億リンギの投資誘致を目指す。モハマド・サブ農業食糧安全相が18日、出展者向け説明会で発言した。

MAHAは隔年開催で、今年はセランゴール州セリ・ケンバンガンのマレーシア農業博覧会公園セルダン(MAEPS)で実施。「食料安全保障のための価値創造」をテーマに、国内外から2,000社の出展と、来場者400万人を見込んでいる。

サブ氏は、農業の近代化に向け先進的な農業技術の紹介に重点を置くと説明。投資誘致に加え、会期中の直接販売額として5,500万リンギを目標に掲げた。また、より多くの若者に農業に関心を持ってもらうため、期間中に約80万人の若者に活動に参加してもらう予定と付け加えた。
(ビジネス・トゥデー、ベルナマ通信、5月18日)