【クアラルンプール】 日本の農林水産省の発表によると、マレーシア向けの日本産水産物の輸出額は、今年1―8月の累計で58億円に達した。農林水産物・食品の輸出総額は236億円で、前年同期比36.4%増となり、国・地域別で10位に入った。伸び率はトップ10の中で最も高かった。
こうした状況を背景に、日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール(KL)事務所は26日、日本産水産物商談会を開催した。商談会には、日本産水産物を取り扱う現地の流通業者や外食事業者が参加し、ビジネス・マッチングやネットワーク構築の場となった。
ジェトロの平野賢一理事は国営「ベルナマ通信」の取材に対し、マレーシアにおける日本産の増加要因として、マレーシアの消費者の購買力向上、高品質な食品への関心の高まり、さらに日本食がより身近な存在になっていると指摘。日本産水産物について、日本食レストランだけでなく、マレーシアのより幅広い外食事業者などにも、さらなる需要拡大が期待できるとの見方を示した。
(ベルナマ通信、10月26日、発表資料)