プロトン、セランゴール州に新3Sセンターをオープン

【クアラルンプール】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは、セランゴール州セリ・ケンバンガンのプンチャク・ジャリルに新たな3S(販売、サービス、部品交換)センターをオープンした。

同州プチョンで1S(販売)センターおよび4S(販売、サービス、部品交換、板金塗装)センターを運営するプロトンのディーラー、アティアラ・ジョハン・グループが運営するもので、同社グループにとり3カ所目のプロトン車販売拠点となる。
自動車10台を展示できるショールーム、10基のサービスベイ、1日当たり最大60台に対してクイックサービスを提供可能なスペア・パーツ・センターを備え、ラウンジや保険更新などのサービスも行うほか、顧客を送迎するシャトルサービスも行う。板金や塗装を希望する顧客には、プチョンにある4Sセンターの協力の下でサービスを提供することも可能となっているという。

3Sセンターには太陽光エネルギー・システムが導入されており、環境に優しい施設となっている。
(ポールタン、5月23日)

玩具の中国ポップマート、1号店をパビリオンKLに開設

【クアラルンプール】 中国の玩具メーカー、ポップマート(北京泡泡瑪特文化創意)は、マレーシア1号店をクアラルンプール(KL)のショッピングモール「パビリオンKL」に開設した。

店舗面積は1,569平方フィート。人気のコレクターズアイテムや限定商品を取り揃え、ドアの色が変わるRGBライトや目を引く楽しいディスプレイを採用するなど、若者やミレニアル世代にアピールするような店舗デザインを取り入れている。営業時間は毎日午前10時ー午後10時。

グローバル事業責任者のジャスティン・ムーン氏は、マレーシアは、ポップマートの主要市場としてシンガポールの次に大きな可能性があるとし、今回の新店舗開設は、東南アジアにおける同社の事業展開が新段階に入ったことを示しているとコメント。シンガポールとマレーシアの社会や文化は似ており、一定規模のアートトイ収集市場が形成されているため、シンガポールでの店舗展開の経験を活かし、マレーシアでも事業を展開していくと述べた。また、急速に経済発展している東南アジアの国々では消費者の購買力が高く、市場成長も見込めることから、将来的には近隣諸国にも進出する可能性があるとした。

ポップマートは2018年に世界展開を開始。2022年末時点で実店舗を80店舗以上、ロボショップ(自動販売機)を200カ所以上海外に設置しており、その70%は東・東南アジア、30%は欧州、米国、豪州が占めている。2021年にシンガポールで実店舗を開設し、同国内で8店舗を展開。マレーシア向けオンライン販売も同年にスタートした。
(マレー・メイル、イーツァイ・グローバル、マレーシアキニ、5月22日)

新複合開発「キングスパーク」、ゲンティン高原で建設へ

【クアラルンプール】 ハイランズ・パーク・シティとユック・トゥン・グループは、パハン州ゲンティン・ハイランドにおいて、複合開発「キングス・パーク」を6月24日に正式スタートすると発表した。総開発価値(GDV)は10億リンギ以上。

両社が13日に発表した声明によると、「キングス・パーク」は、両社が開発中の「ハイランズ・パーク・シティ」(推定GDV100億リンギ)の第1期として、「アワナ・ゲンティン・ハイランド・ゴルフ・アンド・カントリ・リゾート」や「ゲンティン・プレミアム・アウトレット」の隣接地で開発される商業・レジャー施設で、面積は21エーカー。完成は2026年を予定している。

商業部分は、植民地時代やビンテージをテーマとした設計になっており、全長2キロメートルの歩行者専用道路に沿って小売店舗が立ち並び、2階建て小売店12ブロックに360店舗が入居する予定だ。

レジャー部分では、アバターの世界観をモチーフとした世界初の「テラリウム」、エコスポーツや、マウンテン・バイク・トレイルなど屋外アクティビティ施設を建設する。

また、「キングス・パーク」には、5つ星ホテルの「スイスホテル」もオープンする予定となっており、ネオンやレーザー光で彩られたアジアを体感できる「トゥルーリー・アジア・カルチュラル・ストリート」を整備する他、国際的なハラル(イスラムの戒律に則った)小売拠点や高級ブティック・ホテルの開発も計画されている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月20日、エッジ、5月19日)

セランゴール州の原水汚染対策、来年から本格運用へ

【クアラ・セランゴール】 セランゴール州政府は、水道水の原水が汚染された場合に浄水場の操業に支障が出ないようにするため、原水保証計画(RWGS)の段階運用を今年10月に開始し、来年から本格運用すると明らかにした。

セランゴール州のアミルディン・シャリ首相によると、これまで原水汚染がセランゴール州の水道利用者160万世帯に影響を及ぼしてきたため、RWGSの採用を決定した。RWGS導入後には河川で原水源の汚染が検出された場合に汚染水を迂回させることが可能となり、浄水場への流入を防ぎ、長時間断水する必要もなくなる。セランゴール川のホラス600貯水池とセメニエ川の貯水池で原水ポンプの設置が進められており、現時点での進捗率は51%。来年早々フル稼働する計画だ。

アミルディン州首相はまた、セランゴール州ではエルニーニョ現象に対処するため、ダムや貯水池の貯水率95%以上を維持しており、今後4ー6カ月は州民や工業用水のニーズを満たせると述べた。
(ザ・バイブス、ベルナマ通信、5月18日)

マラッカ川で水上タクシーが運航開始、運賃は1リンギから

【マラッカ】 マラッカの中心部を流れるマラッカ川で16日、水上タクシーが正式に運航を開始した。水上タクシー運航計画は2011年に浮上していた。

水上タクシーを運行するマラッカ河川・沿岸部開発公社(PPSPM)によると、第1期ではダタラン・ペンカラン・ラマー河口を運航する。船着場は10数カ所あり、船着場間の区間運賃は1リンギ、始発から終点まで移動する場合は8リンギとなる。ダタラン・ペンカラン・ラマにはPPSPMの新本部が開設された。

2025年半ばの第2期では川幅拡張や深水化により、バトゥ・ハンパーまで延長する計画。現時点ではルンプン・バハギア桟橋まで運航可能となっており、マラッカ・セントラル・バスターミナルまで接続されることになる。

マラッカ川の美化プロジェクトは1億3,000万リンギを投じてスタートした。しかし当時の請負業者が2017年に予定通り進められず、暗礁に乗り上げていた。
PPSPMは2005年に設立。2隻のボートによるリバークルーズから事業を開始し、現在は40隻のボートを所有している。2006年から今年5月8日までの利用客数は1,300万人となっている。
(ザ・スター、5月18日)

NSKグローサー4号店、ベルジャヤタイムズスクエアにオープン

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 食料品店のNSKグローサーは、クアラルンプール (KL)のショッピングモール「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア」に新店舗をオープンした。

同社にとり、KLのクイル・シティ・モール店、セランゴール州のパラゴン・ポイント・ショッピング・センター店、スリー・ダマンサラ店に次ぐ4店舗目となる。

新店舗の面積は2万平方フィート以上で、高品質の国内商品や輸入品を幅広く取り揃えている。日用品や精肉、野菜、果物なども手頃な価格で販売しているが、会員になるとさらにお得に買い物ができるという。営業時間は午前10時から午後10時まで。
NSKグローサーは現在、オープンを記念して割引キャンペーンも実施している。

インピアナホテル、KLとイポーのホテル2軒を改装

【クアラルンプール】 ホテル運営のインピアナ・ホテルズは、1,000万ー1,200万リンギを投じて「インピアナホテルKLCC」と「インピアナホテル・イポー」の改装を実施する。

アズリン・カマルディン最高執行責任者(COO)が、英字紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」の取材に対して明らかにしたところによると、費用は1億5000万リンギの償還可能転換社債(RCN)の発行で賄う。イポーのホテルの改装は第3四半期に完了する予定で、KLCCは、昨年3月に起きた洪水で損害を受けた機械・電気部品の交換を第4四半期までに行い、両ホテルとも家具、什器、備品などの入れ替えを近日中に開始する。

アズリンCOOは、競争力を維持するために、競合ホテルの価格を毎日確認し、魅力的な価格を維持できるよう心がけており、従来のマーケティング手法からデジタル技術やソーシャルメディアの活用に移行したと述べた。今後は、収益性やキャッシュフローを維持することを当面の目標とし、買収ではなく、よりコストのかからない運営受託による拡大も視野に入れているという。また国外事業については、インドネシアとタイのリゾート施設に対する需要が高まりつつあるとし、6月以降の直行便増便による中国人観光客の増加を期待していると述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月15日)

格安航空のエアアジア、中国南部3都市間の新路線を就航へ

【セパン=マレーシアBIZナビ】 格安航空会社エアアジアは15日、クアラルンプール(KL)と中国の3都市、泉州(福建省)、桂林(広西省)、成都(四川省)を結ぶ新路線を就航すると発表した。これにより同社の中国間の路線数は15路線となり、運航本数は週129便になる。

エアアジア・マレーシアが6月18日から運航するKL 泉州線は水、日曜日の週2便で、KL発「AK270」便は8時20分発、泉州着が12時55分。泉州発「AK271」便は13時55分発、KL着が18時30分となっている。

同じく18日から運航するKL 桂林線は火、木、土の週3便で、KL発「AK156」便は7時20分発、桂林着が11時20分。桂林発「AK157」便は12時50分発、KL着が16時15分となっている。

長距離格安航空のエアアジアXが7月1日から運航するKL 成都線は土、日の週2便の運航で、KL発「D7320」便は9時00分発、成都着が13時40分。成都発「D7321」便は14時55分発、KL着が19時10分。7月4日以降は既存の土、日に加えて月、火、木の週3便が増強されて、KL発成都行き「D7326」便が18時00分発、成都着が22時40分。成都発「D7327」便は23時55分発、KL着が翌日4時10分となっている。

新路線の就航を記念して、日本線も含む全路線の全席を20%引きで販売するキャンペーンを5月20日まで実施する。渡航期間は6月1日ー12月14日が対象となる。

ミシュランガイド、2024年版の一部を来月先行公開

【ジョージタウン】 仏ミシュラン社はレストランの評価を星の数で表す「ミシュランガイド」のマレーシア版について、通常の年1回の発表に先立ち、新たに追加されるレストラン名の一部を来月公開する予定だと明らかにした。

ミシュラン・エクスペリエンスのコミュニケーション・ディレクターであるエリザベス・ブーシェ・アンセリン氏によると、ペナンとクアラルンプールのレストランが加わる予定。星の数などの詳細についてはまだ明らかにできないが、▽食材の品質▽調理技術の習得▽味の調和▽料理におけるシェフの個性の表現▽時間やメニュー全体における一貫性ーーという5つの基準に基づき調査が行われており、最新情報の発表によりマレーシア飲食業界への注目を集めたいとしている。調査結果の発表は、ミシュランガイドの公式ウェブサイトとモバイルアプリ上で行われる予定。

ミシュランガイドは昨年12月にマレーシア版を創刊。クアラルンプールとペナンのレストランを97軒紹介し、そのうち4軒を「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理店」である一つ星レストランに選出している。
(ザ・サン、5月15日)

休止中のKLIAエアロトレイン、来年6月までに運行再開

【クアラルンプール】 空港運営のマレーシア・エアポーツ(MAHB)は12日、クアラルンプール国際空港(KLIA)のメイン・ターミナルビルとサテライトビルを結ぶ無人列車のKLIAエアロトレインについて、予定を前倒しして2024年6月までに1路線を再開すると明らかにした。

イスカンダル・ミザル社長は、3月1日に立ち往生事故が発生したことから翌日2日よりエアロトレインの運行を休止しているが、細心の注意を払い故障対策を行っているとし、国内外の関係企業と協力の上、当初予定の2025年より前倒しをしてまずは1路線を再開させるとした。

老朽化が問題となっていたエアロトレインは、2017年9月にも故障しており、MAHBでは7億リンギを投じ新車両導入を進めている。
(ザ・スター電子版、エッジ、ベルナマ通信、5月12日)